【天皇杯】浦和が7発快勝&石原が7か月ぶりに公式戦復帰! 町田は平のスーパーゴールも及ばず4回戦で散る

2015年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半立ち上がりに1点差に詰め寄るチャンスを逸すると浦和が猛攻を開始。

右膝前十字靭帯損傷の怪我から回復した浦和の石原が、4月以来となる公式戦復帰を果たした。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会は11月11日、4回戦の3試合を各地で開催。熊谷陸上競技場では、ここまでJ1の名古屋、J2の福岡など格上のチームを倒して勝ち上がってきたJ3の町田が、J1第1ステージ覇者の浦和に挑んだ。
 
 立ち上がりは積極的な姿勢を見せた町田だったが、時間の経過とともに地力に勝る浦和が徐々にゲームを支配する。そして30分に橋本が先制点を挙げると、直後の32分には李が追加点。さらに前半アディショナルタイムに、カウンターから関根が3点目を奪う。浦和が前半で3-0とした。
 
 しかし、後半に入り町田が反撃を見せる。50分、こぼれ球に反応した平が胸トラップから左足を一閃すると、目の覚めるようなミドルが浦和ゴールに突き刺さり、町田が2点差に追い上げる。さらに63分には中村がポスト直撃のシュートで浦和ゴールを脅かした。
 
 俄かに勢いづいた町田だったが、63分のチャンスを逃した直後のCKから阿部にミドルを叩き込まれ、再び3点差に。さらに4分後には高木に押し込まれ、5点目を奪われた。
 
 実力の差をまざまざと見せつけた浦和は、その後も攻撃の手を緩めず、75分に興梠が6点目を決めると、77分には李に代わって、右膝前十字靭帯損傷の重傷から復帰した石原が4月以来の公式戦復帰。ゴールこそなかったものの、軽快な動きで復活を印象付けた。
 
 試合は後半アディショナルタイムにも関根がゴールを決め、浦和が7-1で大勝し準々決勝進出を決めている。
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