古橋が値千金の同点弾! 前田が先制弾の首位セルティック、2位レンジャーズに一時逆転を許すも土壇場で追いつき、2-2ドロー決着

2023年01月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

前田のゴールで前半をリードで折り返すも…

古橋(左)が勝点1をもたらす同点弾。(C)Getty Images

 現地時間1月2日、スコットランドリーグ第20節が開催。勝点54で首位に立つセルティックが、9ポイント差で2位につけるレンジャーズのホームに乗り込んだ。

 今冬には小林友希、岩田智輝も加わり、計6人の日本人選手が集結するセルティックでは古橋亨梧、前田大然、旗手怜央がスタメン。小林がベンチ入りした。

 伝統のダービーマッチ"オールドファーム"は、いきなりスコアが動く。先制したのは12連勝中のセルティック。開始5分、相手のサイドチェンジに反応した前田がボールを奪うと、一気に加速。DFを振り切り、最後は落ち着いてGKとの1対1を制す。前節にも得点している前田はこれで2戦連発に。

 リードを得たセルティックは、28分にGKハートのミスから立て続けにピンチを迎えるが、相手のシュートはポストと味方の懸命なブロックに救われ、事なきを得る。

 その後は、やや押し込まれるも粘り強く守りながら、攻勢に転じる場面も作り出す。ただ思うようなフィニッシュには持ち込めず、前半を1-0で折り返す。
 
 迎えた後半、さっそくレンジャーズが同点に追いつく。47分、GKからのロングパスを収めたサカラが逆サイドのケントへ。エリア内に侵入したケントは対峙する敵をかわして右足を振り、コースを突いたショットでネットを揺らす。

 これで勢いづいたホームチームはさらに逆転弾をゲット。52分、サカラがエリア内でスターフェルトに倒されてPKを獲得。これをタベルニエがゴール左上に豪快に決めて、試合をひっくり返す。

 ビハインドを背負ったセルティックは果敢に反撃に出る。58分にはニアゾーンを崩した旗手がクロスを入れるも、ゴール前にいた古橋、前田には合わず。

 その後もポゼッションで上回るセルティックが攻勢を強めるなか、終了間際に試合を振り出しに戻す。88分、左サイドの崩しから、最後は古橋が値千金の同点弾を叩き込んだ。得点ランクのトップを走る古橋はこれで今季15ゴール目に。

 試合はこのまま2-2のドローで決着。セルティックは負けはしなかったが、連勝は「12」でストップした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ハイバーニアン戦、前田のゴラッソ、古橋の3戦連発弾、旗手のアシストをチェック!
 

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