完勝劇に貢献したセルティック日本人トリオの現地評価は?「素晴らしいゴール」「絶好機をモノに」「“場違い”ではなかった」

2022年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「8点」もしくは「7点」の高採点

今年のラストマッチで際立つ活躍を見せた(左から)古橋、前田、旗手。(C)Getty Images

 今年最後のゲームは完勝だった。

 現地時間12月28日にスコットランドリーグ第18節が行なわれ、11連勝中で首位のセルティックは敵地でハイバーニアンと対戦。4-0で勝利した。

 日本人選手5人を擁するセルティックは、この一戦で古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が先発し、ハイパフォーマンスを披露。28分のアーロン・ムーイの先制点は、前田の左クロスが起点に。その前田は36分に鮮やかなコントロールショットで追加点をゲット。

 2点リードで迎えた後半、58分には前田のクロスが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをムーイが確実に沈める。64分には旗手のスルーパスから古橋がフィニッシュ。得点ランクのトップに立つ古橋の今季14点目でゴールラッシュを締めくくった。

 現地メディア『THE CELTIC WAY』はサムライたちを好評価。3得点に絡んだ前田の採点は「8点」で、「左サイドからのトリッキーさとクロスでムーイの先制点を引き出した。決定的なヘディングシュートを外したが、見事な一撃で2-0とした」と評した。

 旗手も同じく「8点」で、「フルバックの役割を与えられながら、ミッドフィルダーのように振る舞い、何度も相手のラインを割った」とコメント。古橋は「7点」で、「リーグのトップスコアラーは旗手のパスから冷静にチームの4点目を決めた」と綴る。
 
 また『Glasgow Live』では、3選手の採点はいずれも「7点」。前田は「3ヤードの距離からのシュートを外したが、直後に素晴らしいゴールを決める。常にペースを掴み、脅威の存在に。PK獲得に貢献」、古橋は「ビッグチャンスをモノにして公式戦15点目。次節のレンジャーズ戦を意識して、得点後に交代」、旗手は「前節に続き、右サイドバックで出場。才能豊かなスターは今回も"場違いな存在"とはならなかった。素晴らしい12か月だった」との寸評が添えられた。

 19節を終えて、セルティックは18勝1敗の勝点54。2位のレンジャーズに9ポイント差をつけて首位に立つ。次節はそのレンジャーズのホームに乗り込む。大一番は1月2日に開催予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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