「彼が偉大だと思われない最大の理由がこれだ!」繰り返されるネイマールの悪癖“ダイブ”に批判「恥ずかしい」

2022年12月29日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

露骨なダイブに対してファンが辛辣なコメント

先制点をアシストするなど、随所に好プレーを見せていたネイマールだったが……。(C)Getty Images

 カタール・ワールドカップ(W杯)で中断していた各国のリーグ戦が再開されるなか、ファンを失望させたのがパリ・サンジェルマンのネイマールだ。

 現地時間12月28日、リーグ・アン第16節でパリSGはストラスブールと対戦。W杯出場組ではネイマールやマルキーニョス、キリアン・エムバペ、ヴィチーニャがスタメンに名を連ねたものの、19位のストラスブールに苦戦し、95分にエムバペが自ら倒されて得たPKを決めて2-1で辛くも勝利した。

 ネイマールは14分、左サイドからのFKで、コース、スピード、タイミングともに完璧なボールを蹴り込みマルキーニョスのゴールをアシスト。今シーズンの欧州5大リーグで最速となる二桁得点&アシストをマークした。

 先制ゴールをアシストし、準々決勝でクロアチアに敗れたW杯の辛い記憶を払拭したかのように見えたネイマールだったが、時間の経過とともに強引な仕掛けやボールロストが増え、苛立ちを募らせていった。

 ネイマールは61分、ドリブルする際に伸ばした手が相手選手の顔を平手打ちする形となり、1枚目のイエローカードを受けるとその1分後だった。エムバペのパスを受けて突破を図る際にペナルティーエリア内で倒れたプレーがシミュレーションと判断され、2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。
 

 映像を見ても相手DFの足はネイマールに触れておらず、パリSGは1-1の同点の状況でエースを失うことになった。

 この露骨な"ダイブ"に対して、SNS上では多くのファンが辛辣なコメントを投稿した。

「(退場は)100パーセント当然だ!」
「これが彼が偉大な選手だと思われない最大の理由だ」
「元のネイマールに戻ってしまった」
「恥ずかしい行為。ダイブした選手に罰金を課そう」
「W杯前まで最高の選手だったのに……」
「(ダイブを)バカンスのためにやってるんじゃ……」

 先制ゴールのアシストに加え、エラシコでの股抜きなどスタジアムを沸かせるプレーを随所に披露していただけに、ネイマールの悪癖による退場はファンの失望を買う結果となった。

 ネイマールは次節(1月1日)、2位のRCランスとの大事な試合を欠場する。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】ネイマールが露骨なダイブで2枚目のイエローカードを提示された場面
 

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