【J1展望】2ndステージ・16節|神戸-松本|残留へ勝っても厳しい松本。神戸は2試合続けて対戦相手を降格へ誘うか

2015年11月06日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――2種登録の藤谷のプロ初先発が濃厚。

故障者/神戸=レアンドロ、小川、前田、三原、増川、ブエノ、高橋峻、奥井、山本 松本=オビナ、工藤、棗、エリック、柴田  
出場停止/神戸=なし 松本=なし

J1リーグ 2ndステージ・16
ヴィッセル神戸-松本山雅FC
11月7日(土)/14:00/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
2ndステージ成績(15節終了時):12位 勝点16 5勝1分9敗 23得点・24失点
年間成績(32試合終了時):14位 勝点35 9勝8分15敗 40得点・43失点
 
【最新チーム事情】
●前節、山形に勝利し(○3-1)、J1残留が決定。対戦した山形はJ2に降格。
●レアンドロ、小川、増川ら負傷者はまだ多い。
●高橋峻、奥井の怪我により、藤谷が右WBでプロ初先発を務めそう。
 
【担当記者の視点】
 前節は、降格回避へ勝利が絶対条件だった山形を下し、自らの手でJ1残留を決めた。今節の相手、松本も勝点3を得なければ降格が決まる(新潟が勝点1を獲得しても降格が決定)だけに、前掛かりに攻めてきた裏を狙い、得点を奪いたい。
 
 注目はプロ初先発が濃厚な藤谷と、公式戦ここ4戦で6ゴールと絶好調の渡邉。前者は、高橋峻、奥井の負傷で出番が回ってきた形だが、ネルシーニョ監督も認める正確なクロスで、チャンスを演出したい。一方、渡邉は、前節ハットトリックを達成するなど、まさに"確変"状態。レアンドロ、小川と攻撃陣に負傷者が多いなかで、エースとしての働きに期待がかかる。
 
 この松本戦の1週間後には、初タイトル獲得へ、最後のチャンスとなる天皇杯・横浜戦が控える。良い形で臨むためにも、ホーム最終戦を勝利で飾りたい。

次ページ松本――たとえ降格しても勝者として現実を受け入れたい。

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