王者セルティック、主将の劇的弾で9連勝!古橋亨梧は痛恨の決定機逸、W杯帰りの前田大然はHTに交代…

2022年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季出場ゼロの井手口は、新戦力の小林と共にベンチ外

決定機を逃した古橋。(C)Getty Images

 12月17日に開催されたスコットランドリーグ第17節で、複数の日本人選手が在籍する首位のセルティックは、勝点17差で3位のアバディーンと敵地で対戦した。

 古橋亨梧と旗手怜央、そしてカタール・ワールドカップ(W杯)でゴールも挙げた前田大然が先発。今シーズンいまだ公式戦の出場がなく、退団が取り沙汰されている井手口陽介は、先月に加入が発表され、来年1月からの登録となっている小林友希と共にベンチ外となった。

 リーグ戦8連勝中のセルティックは、立ち上がりから攻勢をかける。13分には前田の折り返しから旗手が右足を振り抜くも、上手くミートできず。力ないシュートは枠の左に外れる。

 旗手は21分にもルーズボールに反応し、ペナルティエリア内から左足でシュートを放つが、GKルースの好守に阻まれる。

 なおも押し込む昨シーズン王者は、27分に古橋が絶妙なタイミングで抜け出し、ルースもかわす。しかし、コースがないところの折り返しは相手DFにカットされてしまう。
 
 スコアレスで折り返し、ポステコグルー監督が先に動く。W杯帰りの前田を下げ、アバダを送り込む。すると53分、そのアバダのラストパスから古橋がゴール至近距離で合わせるも、枠を捉えきれず、決定機を逃す。

 古橋は70分に今度はジャンピングボレーで合わせるが、これも枠に飛ばない。

 1点が遠いなか、72分にはさらに3人を交代。ギアクマキス、フォレスト、ターンブルを投入し、ここで古橋と旗手はベンチに下がった。

 その後もゴールは奪えず、このままスコアレスドローかと思われたが、87分についに均衡を破る。マグレガーがエリア手前から左足で叩き込み、鮮やかにネットを揺らした。

 試合はこのまま1-0でタイムアップ。セルティックはキャプテンの劇的な決勝弾で、リーグ戦再開初戦を白星で飾り、連勝を9に伸ばした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【W杯PHOTO】ベッカム、ロナウド、スナイデル…豪華な面々が勢揃い!カタールを訪れた各国の歴代レジェンドを一挙紹介

【PHOTO】三笘の1ミリ、ブラボー、ボノ連続PKストップ…カタール・ワールドカップの名場面を厳選ショットで紹介!

【W杯PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地入りしたワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事