「GKはどうすればよかったんだ?」完敗のクロアチア指揮官、“プラン台無し”のPK判定に激怒!「新しいルールなら教えてくれ」【W杯】

2022年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゲームは思い通りに進んでいた」

PK判定に不満を露わにしたダリッチ監督。(C)Getty Images

 現地時間12月13日に開催されたカタール・ワールドカップの準決勝で、クロアチア代表はアルゼンチンと対戦。0-3の完敗を喫し、2大会連続のファイナル進出の夢が潰えた。

 試合後、クロアチアのズラトコ・ダリッチ監督は、先制点となった34分のPKについて不満を露わにしている。

 その前のシーンで、クロアチアのイバン・ペリシッチのシュートが枠を外れた際、アルゼンチンの選手に当たっているとしてCKを要求したが、判定はゴールキックとなった。その流れから、裏抜けした敵FWフリアン・アルバレスとGKのドミニク・リバコビッチが衝突し、PKとなったからだ。

 クロアチアメディア『24sata』によれば、ダリッチ監督は試合後の会見で「我々はコーナーキックをできず、試合は続いた。リバコビッチはどうすればよかったんだ? 彼(アルバレス)の邪魔をしない? 反撃したが、2点目を奪われ、そこですべてが決着してしまった」と激怒した。

【画像】クロアチア陣営が激怒しているアルゼンチンのPK獲得シーン
「なぜPKになるのか、明確じゃない。フィールドプレーヤーとゴールキーパーのよくある衝突で、リバコビッチは立ち止まっていた。その先制点が試合を奪った。それまでは、完全にコントロールできていたので、危険はなく、ゲームは思い通りに進んでいた」

 指揮官は、「これは新しいルールか? それなら教えてくれ」と吐き捨て、プランが完全に崩れたPKに納得がいかない様子だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【W杯PHOTO】ベッカム、ロナウド、スナイデル…豪華な面々が勢揃い!カタールを訪れた各国の歴代レジェンドを一挙紹介

【W杯PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地入りしたワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
 

次ページ【画像】クロアチア陣営が激怒しているアルゼンチンのPK獲得シーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事