「口だけの選手になりたくない」久保建英が“第二の母国”スペインとの決戦に向け気合い十分【W杯】

2022年12月01日 白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)

顔見知りの選手も多い

スペイン戦に闘志を燃やす久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表にとってはカタール・ワールドカップの決勝トーナメント進出をかけた試合となる12月1日のスペイン戦。この大一番に誰よりも強い想いを持っている1人が久保建英だ。
 
 13歳からバルセロナの下部組織で育ち、現在は同じスペインのレアル・ソシエダに所属。第二の母国と言っても過言ではなく、バルサで同僚だったエリク・ガルシアやアンス・ファティをはじめ顔見知りの選手も多い。
 
 しかも今大会の久保は、ドイツとの初戦は先発したもののハーフタイムで交代を告げられ、続くコスタリカ戦は出番なし。思い入れの強いスペイン戦に向けては集中力を高めており、11月30日のメディア対応でもこれまで以上に気合いの入った表情でこう語った。
 
「口だけの選手になりたくないので、(この場では)できればあんまり喋りたくないですね。チャンスがあればピッチ上で語れるような選手になりたいと思います。スペインは高いクオリティーを持っています。落ち着いてはいます」
 
 はたして久保は、スペイン戦で先発に指名されるのか。そして、輝きを放てるのか。注目だ。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)


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