「伊藤のポジショニングに疑問」「鎌田は珍しいミスが散見」海外記者がコスタリカ戦に出場した森保ジャパン全16選手を独自採点!【W杯】

2022年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

最後まで活発さを失わなかった守田

コスタリカ戦に出場した森保J戦士を採点。0-1で敗れた試合で、やや厳しい評価となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 現地時間11月27日、日本代表はカタール・ワールドカップのグループステージ第2戦でコスタリカ代表と対戦。多くのチャンスを作ったが、それらを決め切れずに、一瞬の隙を突かれて失点。0-1で敗戦を喫した。

 初戦のドイツ戦で勝利し、連勝を期して臨んだ一戦で手痛い完封負け。オーストラリア・アデレード出身で、現在サッカーダイジェスト海外編集部員のスティーブン・トムソン記者が、ドイツ戦に出場した森保ジャパン全16選手を採点した。

――◆――◆――

【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 5.5
日本がペースを握る展開のなか、見せ場はほとんどなかった。そのチャンスは81分に訪れたが、相手の唯一の枠内シュートに触れたものの、止めることはできなかった。

DF
2 山根視来 6(62分OUT)
試合を通してエネルギッシュで、素早くボールを前に出そうとした。彼の試みは現実的というよりも希望に満ちたものだったが、チームメイトにはこの種の前向きな姿勢がもう少し欲しかったか。44分には日本の今大会初となるイエローカード。

DF
4 板倉 滉 6
ボランチの守田や遠藤、アタッカー陣に質の高いパスを供給。守備面の仕事はさほど多くはなかったが、要所で果敢にチャレンジして、隙のないディフェンスを見せた。
 
DF
5 長友佑都 5.5(HT OUT)
初戦のドイツ戦より、プレーに絡む機会は多かった。ただ、攻撃面ではやや物足りず。前半のみでベンチに退いた。

DF
22 吉田麻也 5
試合を通じて堅実な守備を披露。ただ失点の場面を除いては……。彼のパスが守田にプレッシャーをかけてしまい、そこでボールを奪われて失点につながってしまった。

MF
6 遠藤 航 5.5
本来の出来からは少し、物足りなさを感じた。インターセプトとタックルは良かった一方、効果的な縦パスはそこまで多くなかった。シュートを試みるも、相手にブロックされる場面も。

MF
8 堂安 律 5.5(67分OUT)
エネルギッシュなプレーで試合をスタートさせた。積極的にボールに関与し、味方とのパス交換で前に運ぼうとした。ただ、時間の経過とともにスローダウン。

MF
13 守田英正 6
失点につながるロストは残念だった。もっとも、最後まで活発さを失わず、しっかりとキープして、味方を前向きにさせるパスを出していた。浅野との連係も良く、後半に入ってすぐ、際どいシュートを放った。

【W杯PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地入りしたワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
 

次ページ三笘は少なくとも2つの好機を演出

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事