伊大手紙が日本代表16選手を採点!「軽率」な吉田と共に最低点は? 最高評価は途中出場MF「すぐにプレーしていたら…」【W杯】

2022年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールは常に彼の前へ通り過ぎた」

コスタリカ戦に出場した日本代表16選手をイタリア紙はどう評価した? 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 ドイツを撃破しながらコスタリカに敗れたことは、違う意味で世界を再び驚かせた。結果的に、勝てば決勝トーナメント進出が決まっていた一戦を落としたことで、辛口評価となるのは避けられない。

 日本はカタール・ワールドカップのグループE第2節で、コスタリカに0-1で敗れた。守備を固めるコスタリカを攻めあぐみ、終盤にケイセル・フレールの決勝点を献上。2試合を終えて3ポイントでスペインとのグループステージ最終節に臨むこととなった。

 イタリア紙『Gazzetta dello Spot』は、採点記事で日本を5.5点と評価(コスタリカは6点)。日本のベストプレーヤーには途中出場で好機を演出した三笘薫を選出している。

 同紙の採点は以下のとおりだ。

【GK】
権田修一 6点
「フレールのカーブに驚き、及ばなかった。だが、難しいシュートだった。ほかにやるべきことは多くなかった」

【DF】
山根視来 5.5点
「やられることはなかったが、何度かキャンベルを逃していた」

板倉滉 6点
「あらゆる手段で機能していた」

吉田麻也 5点
「軽率なもったいなさがこの上なく高くついた」

長友佑都 6点
「もう何度もダッシュを繰り返す力はないだろうが、うまくコントロールしていた。前半までもった」

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【MF】
遠藤航 5.5点
「惜しみなさという点では、及第点以上かもしれない。だが、ミスが多かった」

守田英正 6点
「(遠藤とは)逆にプレーは少なかったが、より正確だった」

堂安律 6.5点
「先発の座を生かそうとした。少しの間、トライするのは彼だけだった」

鎌田大地 5.5点
「この日の失望。よりクオリティのあるひとりながら、トラップやパスでミスをした」

相馬勇紀 5.5点
「枠内シュート4本のうち2本が彼のものだ。だが、1本はもっとうまく生かすべきだった」

【FW】
上田綺世 5点
「ボールは常に彼の前へ通り過ぎた。正確なパスではなかったかもしれないが、彼のせいもあった」

【途中出場】
DF
伊藤洋輝 5.5
「監督はもっとプッシュするために彼を使ったが、失望させた」

FW
浅野拓磨 6点
「(上田より)影響を及ぼしたが、今回は良いボールを得られなかった」

MF
三笘薫 6.5点(日本のベストプレーヤー)
「推進力とクオリティのあるサイドアタッカー。コスタリカのボックスで大きな危険を生んだのは彼だった。すぐにプレーしていたらどうなっていただろうか?」

MF
伊東純也 6点
「攻撃に協力した」

MF
南野拓実 採点なし

【監督】
森保一 5.5点
「好機をつかめなかった。前半を無駄にし、交代を使って突撃を命じたが、遅かった」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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