「疲れるよ!と思います」カタール大会の“長すぎる”アディショナルタイムに、元日本代表の遠藤保仁もビックリ! 交代時間やセレブレーションも加算か

2022年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

イングランド対イランでは前後半あわせて24分のATが

解説としてカタールW杯で選手としての気持ちを吐露した遠藤。(C)Getty Images

 元日本代表MF遠藤保仁が、11月22日に配信された『DAZN』の「FIFAワールドカップタイム デイリーレビュー」に出演。カタール・ワールドカップ2日目に行なわれた試合を振り返るにあたり、伸び続けるアディショナルタイムに言及した。

 この試合をはじめ、カタール大会ではアディショナルタイム(AT)が長めに取られている印象が強い。2日目に行なわれたグループBのイングランド対イランでは、イラン守護神アリレザ・ベイランバンドの負傷による中断なども影響し、前後半合わせて24分、グループAのオランダ対セネガルでも後半に10分近く追加された。

 また、イングランド対イランでは6-1で突入した後半ATで後者がPKを獲得し、最終的に6-2というスコアで終了。オランダ対セネガルも、90分まで1-0だったスコアが、90+9分にダフィ・クラーセンがゴールを決めたことで、2-0でタイムアップとなった。
 
 同番組に出演していた元日本代表MF水沼貴史氏、ベン・メイブリー氏と共に、ゲストで出演した遠藤は、今回の「伸び続けるアディショナルタイム」に着目。メイブリー氏が「国際サッカー連盟(FIFA)がオフィシャルに時間をカウントするように指示している。ゴールセレブレーション、交代、VARの検証時間、そしてレフェリーへ抗議している時間などもしっかり測って、全部(ATに)追加するように命令しているみたい」と説明すると、2人は驚きを隠せない様子だった。

 ちなみに、MCの野村明弘アナウンサーに「選手としては、アディショナルタイムが14分あるというのはどうなのか?」と尋ねられた遠藤は「疲れるよ!と思います」と率直に返答。さらに、水沼氏が「給水タイムも時計が止まっていることになるから、そのぶんも伸びるってことだよね」と補足すると、「それなら(水は)飲まないです」と応じて笑いを誘っていた。

 今大会は1チーム5人の交代が認められており、「1人30秒としても、両チームで10人。5分は確実に伸びる可能性がある」「得失点差にも影響が大きい」と水沼氏も改めて今回のATの扱いには興味津々の様子。今後の試合でも、5分以上のATが"普通"になる可能性は高そうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】日本代表、ドイツ戦に向けて元気一杯でトレーニング!

【W杯PHOTO】ついに開幕!カタールに集結する各国サポーター!

【PHOTO】ドバイのアル・マクトゥーム・スタジアムに駆け付けた日本代表サポーター!

【W杯PHOTO】南野、久保、伊東、堂安…日本代表・欧州組がカタール到着時に披露した"クールな私服"姿を総チェック!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事