【J1速報】渡邉のハットトリックで神戸が山形に勝利。勝つしかなかった山形は降格が決定

2015年10月24日 サッカーダイジェスト編集部

松本が敗れたため、神戸の残留も決まる。

リーグ5連敗中だった神戸は渡邉(19番)のゴールで先制。渡邉は後半には勝ち越し弾などハットトリックを決め、チームを勝利に導いた。 (C) J.LEAGUE PHOTOS

 J1第2ステージ15節の神戸×山形が17日、ノエビアスタジアム神戸で行なわれ、山形が神戸に1-3で敗れ、1年でのJ2降格が決定した。

【J1 PHOTOハイライト】2ndステージ・15節

 山形は残留へ勝利が絶対条件だったが、序盤から主導権を神戸に握られる。7分には石津にこのゲーム初シュートを放たれると、16分には安田のシュートのこぼれ球を森岡に押し込まれる。しかし、これはハンドの判定でノーゴールに。

 それでも22分、神戸が先制に成功する。チョン・ウヨンからのスルーパスに反応した安田が左サイドを突破すると、クロスに渡邉が合わせ、公式戦4試合連続弾となるゴールを決めた。

 一方、山形はワントップのディエゴを中心に反撃を試みるがなかなかチャンスを作れない。41分にはR・フランクのクロスからディエゴがヘッドで狙うがゴール右に外れた。

 後半は一進一退の攻防が続くが、57分に山形が同点に追い付く。アルセウのFKを渡邉がクリアし損ない、ボールはゴールに吸い込まれた。

 しかし、即座に神戸が反撃。60分、リベロの北本が持ち上がると、石津のスルーパスに抜け出した渡邉が冷静にゴールに流し込んだ。

 その後、山形は林、中島ら攻撃のカードを切って逆転を狙う。しかし、その裏を突かれ、89分には増山のドリブル突破を許し、渡邉に決定機的な3点目を決められた。

 試合はそのまま終了し、山形の1年でのJ2降格が決定。奇しくも4年前と同じ神戸の地で苦汁を飲む結果となった。

 一方、神戸は16位の松本が敗れたため、J1残留が決まった。
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