ライバルが増える可能性を、古橋亨梧はどのように思っているのだろうか。

　英メディア『THIS IS FUTBOL』は11月18日、「移籍の進展はキョウゴ・フルハシを苛立たせるかもしれない」と題した記事で、セルティックの補強の動きが古橋の心を揺さぶるのではないかと報じている。

　加入１年目の昨季にブレイクし、今季もすでに二桁得点を達成している古橋。だが、チャンピオンズリーグでは無得点に終わり、一時はネットをなかなか揺らせず、批判を浴びたときもあった。

　古橋とギオルゴス・ギアクマキスがトップを務めるセルティックは、ブリストル・シティのアントワーヌ・セメンヨなどの獲得が噂されている。
 

　THIS IS FUTBOLは「セメンヨがポステコグルーの攻撃陣を強化することは疑いないだろうが、ずっと前線で信頼できる存在だった中でクラブが別のCF獲得を考えているという事実に、フルハシは少し気分を害しているかもしれない」と報じた。

「今季も定期的に得点を挙げている。2021年に加入してから、53試合で31得点、６アシストと、彼は高い水準を達成してきた」

　同メディアは「２年目になって彼の調子はやや下り坂と論じることもできるかもしれない。ギアクマキスはセルティックで爆発するに至っていない」と続けている。

「そのため、セルティックファンがセメンヨ獲得を歓迎することは理解できる。だが、フルハシがプレミアシップレベルでトップクオリティのストライカーだと示しているだけに、クラブは別のポジションに資金を注ぐほうが良いのではないかと感じる」

　エースであっても、常に競争にさらされるのはプロの宿命だ。たとえセルティックが前線を補強しても、自分こそがエースだと古橋が示すことを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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