【J1展望】2ndステージ・15節|湘南-鹿島|早くも湘南はホーム最終戦。第2ステージ首位タイの鹿島に真っ向勝負を挑む。鍵を握る永木VS柴崎のボランチ対決

2015年10月23日 サッカーダイジェスト編集部

湘南――A・バイアは怪我の回復が間に合わず。坪井、島村のどちらを起用? 鹿島――最終ラインの右サイドのふたりが欠場。赤﨑&金崎の好調2トップに期待!

故障者/湘南=A・バイア、梶川 鹿島=土居、ジネイ
出場停止/湘南=なし 鹿島=西、ファン・ソッコ

【最新チーム事情】
A・バイアは欠場濃厚。リベロは坪井、それとも前節に続き遠藤か。
●シャドー起用がハマった古林は2戦連続起用へ。相手左サイドの攻撃を遮断したい。
●CFは、大槻、キリノ、藤田祥…全員が好調を維持。
●"因縁"の鹿島相手に永木は気合い。
 
【担当記者の視点】
 前節シャドー起用がハマってゴールを決めた古林が、2試合連続そのポジションで先発しそうだ。今回も藤田征との"二枚刃"で、山本とカイオらの攻撃を遮断しつつ、カウンターでえぐる――というプランを思い描く。
 
 なによりポイントが、ボランチ対決だ。永木と菊地俊が、小笠原と柴崎に対し、主導権を握れるかどうか。球際で上回れれば(しかも90分間)、勝機は見えてくるはずだ。昨季オフにオファーが届いたという"因縁"の鹿島相手に、永木も闘志を燃やす。
 
 また、CFは全員が好調をキープする。鹿島の最終ラインはふたりが出場停止で不安を抱えるだけに、その間隙をぬいたいところで、機動力とパワーを備える大槻の先発が有力視される。ただ、力で相手をねじ伏せられるキリノ、高さに自信を持つ藤田祥の起用も考えられる。
 
 前節のFC東京戦で負傷により途中退場したA・バイアは、この試合には間に合わない模様。リベロには、そのFC東京戦の途中から採用された遠藤が入る布陣か、それとも坪井が務めることになりそうだ。
 
 湘南にとっては早くもホーム最終戦で、チケットもほぼ完売。スタジアムをマリングリーン一色に染めたサポーターの前で、第2ステージ首位タイの鹿島に真っ向から挑み、勝点3を掴みたい。第1ステージは押し込まれながらも、アリソンの劇的弾で勝利を収めた。今回は内容でも成長したところを見せたい。

 

次ページ鹿島――最終ラインの右サイドのふたりが欠場。赤﨑&金崎の好調2トップに期待!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事