壮行会で相馬勇紀が歴代最小プレーヤーとして意気込み。久保建英は「足を使うスポーツなので」と肩の脱臼の影響を否定

2022年11月15日 本田健介(サッカーダイジェスト)

25人のメンバーが集合

壮行会としてワールドカップへの意気込みを語った森保ジャパンの面々。雰囲気の良さが伝わってきた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 カタール・ワールドカップに臨む日本代表は、ドーハと日本会場をオンラインでつなぐ「新しい景色を2022 SAMURAI BLUE 壮行会」を開催。各選手が意気込みを語った。

 発熱の影響で三笘薫の合流が遅れているが、それ以外の25人のメンバーが集合。「全員がようやく揃ったので始まるんだと興奮しています」と守田英正が語ったように、各々がリラックスしながらも引き締まった表情を見せた。

 酒井宏樹が「フレンドリーな良い雰囲気」と話したように、各選手が口を揃えたのはチーム内に広がる良い空気だ。
 
 さらにワールドカップ初挑戦となる相馬勇紀は「自慢のスピードを生かしたいです。やってやるぞという気持ちです」と想いを明かしながら、「日本代表に入ったなかで一番身長が低いらしいので」と自身の特長を改めて説明。ワールドカップを戦う日本代表で歴代史上最小選手として「僕は166㌢で一番小さいと言われました。重心の低さを生かしていきたいです」と意気込んだ。ちなみに話を振られた長友佑都によると長友自身の身長は「公式発表では170㌢」とのこと。
 
 また初戦で対戦するドイツの印象を語ったのは遠藤航だ。ブンデスリーガで普段からマッチアップしている選手が多いなかで「バランスの取れたチーム。初戦で勝てるように個人的には守る立場なので、特長のある選手のほうが分かりやすい」と話した。

 スペインでプレーしている久保建英は3戦目で対戦するスペインを「組織として完成されたチーム」と分析。「正面から挑んでいきたいです」と語り、肩の脱臼の影響を聞かれると「足を使うスポーツなので」と問題ないことを強調していた。

 さらに壮行会ではSAMURAI BLUE 新しい景色を2022公式テーマソング「DAWN (in 2022)」をDISH//が披露し、日本代表へエールを送った。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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