EUROもベイルと共に!代表監督がW杯後も共闘宣言「現役を続行するだろう」「彼は常にウェールズのために存在している」

2022年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブレベルでプレーしていようがいまいが…」

ウェールズ代表を牽引するベイル。カタールW杯はまだ通過点に過ぎない?(C)Getty Images

 指揮官は、"至宝"とこの先もまだまだ共に戦う気満々だ。

 ウェールズ代表の絶対エースにしてキャプテンのガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)を巡っては、一部でカタール・ワールドカップ(W杯)をもっての現役引退が囁かれている。しかし、同国を率いるロバート・ペイジ監督にそんな考えはさらさらない。

 英紙『The Sun』によれば、108キャップで史上最多40ゴールを誇る33歳は、カタール大会後に第一線を退ぞくのかという質問を受けた際に、こう言い切っている。

「彼は現役を続行するだろう。そこにいることを期待している。なぜなら、キャリアがどうであろうと、彼は常にウェールズのために存在しているからだ。クラブレベルでプレーしていようがいまいが、ウェールズのためのプレーが大好きなんだ。

 もし2試合続けて行なわれるなら、私は彼に『2試合目は先発じゃない。様子を見て、後半に必要になるかもしれない」と言うだろう。でも彼は私のところへ来て『出してくれ。出場時間が欲しい。試合に影響を与えられる』と伝えるに違いない。私は手綱を引いてあげなければならない。彼はとにかくウェールズ代表でのプレーが好きなんだ」
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 ペイジ監督は、2024年のEUROも唯一無二のレフティが牽引する姿を思い描いているようだ。とはいえ、まず期待したいのが、開幕が迫るカタールW杯での活躍だ。64年ぶりのW杯参戦を前に全国民から熱視線を送られるベイルは、ウェールズサッカー協会が公開した映像の中で、以下のように意気込みを示している。

「少なくとも、LAでは暖かい環境下でトレーニングをしてきたので、カタール(の気候)は慣れるだろう。良い感じだよ。気分は良い。とにかくグループステージを突破したい。それだけが心配なんだ。通過するチャンスは十分にある。全てを出し切るよ」

 欧州を離れ、現在はMLSでプレーするベイルだが、カタールW杯で健在ぶりを知らしめ、EUROへの"足掛かり"ともしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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