キングカズが鮮やかなヘディング弾を叩き込んだ。

　JFLは11月12日、第29節の２試合を各地で開催。三重交通Ｇスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メイングラウンドで行なわれた鈴鹿ポイントゲッターズ対FC大阪では、鈴鹿の元日本代表FW三浦知良がスタメンに名を連ねた。

　自身の持つJFL最年長出場記録を55歳259日に更新したカズは、ホーム最終戦でキャプテンマークを巻いて登場。試合開始からハイプレスや位置取りを下げた攻撃の起点づくりに奮闘した。
 

　そして、待望の場面は０－１で迎えた24分に訪れる。鈴鹿は左サイドで得たCKで、キッカーの中里崇宏がニアサイドに放り込むと、今井那生が頭でゴール前にフリック。このボールに鋭く反応したのが55歳FW。見事なヘディングシュートを決めた。

　JFLの最年長ゴール記録を更新。カズの一撃を伝えた鈴鹿の公式ツイッターには「まじか！すご！」「おおおおお！」「すげえ」「PK以外で決めたのか」「しかもダイビングヘッド凄い」「カズゴール熱すぎるやろ」などの声が上がった。

　試合はその後、FC大阪が42分に木匠貴大がこの日自身２得点目となるゴールをPKで決めて、２－１のFC大阪リードで推移している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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