「ミトマは他の選手とは違う」三笘薫がブライトンにもたらした“絶大な効果”を英メディアが激賞!「チェルシーに引き抜かれない限り、彼がトップ7への扉を開く」

2022年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「他に道を見つける手段がなかった」

2試合連続で圧巻のパフォーマンスを披露した三笘。(C)Getty Images

 三笘薫への賞賛が鳴りやまない。

 現地時間11月5日に開催されたプレミアリーグ第15節のブライトン戦で、三笘は加入後初ゴールを含む全得点に絡む鮮烈なパフォーマンスを見せ、3-2勝利の原動力となった。

 第14節のチェルシー戦(4-1)に続く活躍で注目が高まるなか、英公共放送『BBC』は8日、「ミトマは他のブライトンの選手とは違う」と題した記事を掲載。まず、これまでのチームの問題点を次のように綴った。

「過去3シーズンにわたってブライトンを定期的に見てきた人なら誰でも、アルビオンの最大の問題のひとつは予測可能すぎることだと言うだろう。多様性は人生のスパイスだが、シーガルズが試合に勝つための唯一のアプローチはパス、パス、パス、パスだった。このポゼッションへの執着で敵を解き放つことができなかったとき、ブライトンには他に道を見つける手段がなかった」

 同メディアは、「ブライトンが必要としていたのは、ボールをキープする確かな能力をもたらし、複数の方法でディフェンスを破るのを可能にする、別の種類の脅威だった。横パスを選択するのではなく、敵に向かって走ることをいとわない、素早くトリッキーで直線的な選手だ」と綴り、それが日本代表アタッカーだと主張している。

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「これが、ロベルト・デ・ゼルビによるミトマのスタメン昇格が興奮を引き起こした理由だ。彼はブライトンが所有する他のどの選手とも違う。ウルブス戦で、2点目のヘッド弾を含む3ゴールすべてに関与し、ネウソン・セメドがモリニューよりも(ラグビー場の)トゥイッケナムが似合うタックルを生み出さざるを得なくなったのも、彼の電撃的な加速のおかげであり、その過程でレッドカードを出させた」

 記事は、初アシストをマークしたチェルシー戦(敵将は9月上旬までブライトンで指揮を執っていたグレアム・ポッター)の活躍にも触れつつ、「ミトマは、ブライトンのサポーターから軽視されているわけではないアントニー・クノッカール(現ヴァロス)と比較されてきた。クノッカールとの契約は、アルビオンをチャンピオンシップ(2部)から昇格させるのに必要な次のレベルに引き上げる鍵だった」とし、こう締めくくっている。

「ミトマはプレミアリーグで同じことをする可能性があり、トップ7と欧州カップへの扉を開く。もちろん、チェルシーがそれまでに彼を引き抜かない限りだ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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