ベストイレブンに5人ずつ!横浜と川崎のライバル意識とは? MVP岩田は「常に怖い存在」、山根は「スタイルは違うが…」

2022年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここ6年でJ1優勝は川崎と横浜のみ

今季のベストイレブンは横浜(上)と川崎(下/谷口は欠席)から5名ずつ選出された。写真:滝川敏之

 Jリーグは11月7日、2022Jリーグアウォーズを開催。ベストイレブンには優勝した横浜F・マリノスと、2位の川崎フロンターレから5名ずつが選ばれた。

 11人中、実に10人を占めた両チームは、今季は最終節まで優勝を争い、勝点差わずか「2」で決着。昨年以前を振り返っても、2017年以降のJ1優勝は、川崎が4回、横浜が2回と"独占状態"だ。

 同じ神奈川県勢として覇を競うチームを、互いにどう見ているのか。ベストイレブン受賞者のうち、アウォーズを欠席した川崎の谷口彰悟以外の9名が答えた。

 選手たちは、互いにライバル意識を隠そうとしない。

 横浜の小池龍太は「素晴らしいライバルであるのは間違いない」、水沼宏太は「川崎を超えないと優勝できない。これからも良きライバル」とコメント。

 また、MVPを獲得した岩田智輝は「常に怖い存在」、高丘陽平も「常に意識しながらシーズンを通してやってきた」と語る。
 
 一方、川崎の脇坂泰斗は「切磋琢磨できる関係」と言えば、家長昭博は「自分を高めてくれる存在」、山根視来は「スタイルは違うが、マリノスから見習わなければならないプレーがたくさんあると常々思っていた」と述べた。

 さらに、外国人選手からは、互いを称えるコメントが相次いだ。横浜のエウベルは川崎を「どのポジションも質が高い選手が揃っている」と認めれば、川崎のマルシーニョは横浜を「素晴らしい選手たち」と賞賛した。

 来季は連覇を目ざす横浜と、王座奪還を期す川崎。両チームの熱いバトルが今から楽しみだ。

 ベストイレブンの受賞者は、以下のとおり。※選手名(クラブ名)受賞回数

GK
高丘陽平(横浜F・マリノス)初
DF
谷口彰悟(川崎フロンターレ)4
山根視来(川崎フロンターレ)3
岩田智輝(横浜F・マリノス)初
小池龍太(横浜F・マリノス)初
MF
家長昭博(川崎フロンターレ)4
脇坂泰斗(川崎フロンターレ)2
水沼宏太(横浜F・マリノス)初
FW
マルシーニョ(川崎フロンターレ)初
エウベル(横浜F・マリノス)初
チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)初

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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