世界最高峰のリーグで圧巻の活躍を見せた三笘薫が、英語で喜びを語った。クラブ公式YouTubeが映像を公開している。

　現地時間11月５日に開催されたプレミアリーグ第15節でブライトンは、ウォルバーハンプトンと敵地で対戦し、３－２で逆転勝利を収めた。勝利の立役者となったのが、前節のプレミア初先発から、２試合連続でスタメン入りした日本代表アタッカーだ。

　まずは10分に正確なアウトサイドのパスで、アダム・ララーナの先制点をプレアシストすれば、１－２と逆転されて迎えた44分には、今度はララーナからのクロスに打点の高いヘッドで合わせ、同点弾を奪取。待望の加入後初ゴールを挙げた。

　背番号22の躍動はまだまだ続く。前半アディショナルタイムに抜群の抜け出しから、ネウソン・セメドの手荒なファウルを誘発し、一発レッドに追い込むと、83分には得意のドリブルで左サイドを切り裂き、デニス・ウンダフへパス。そこからパスカル・グロスに繋がり、決勝点が生まれた。

　興奮冷めやらぬなか、インタビューに応じた三笘は「ララーナのラブリーなクロスで決めたゴール」について問われると、笑みを浮かべながらこう語った。

「彼は得点に繋がるクロスを上げられる。彼を信じていたよ。僕のゴールはアダムのナイスゴールとも言える」
【動画】「英語もできるのか！」三笘と現地レポーターのやり取りをチェック

　カタール・ワールドカップによる中断まで、あとわずか。ブライトンは今後、アーセナル（リーグカップ３回戦）、アストン・ビラ（プレミアリーグ第16節）と戦う。大舞台へ繋がる２試合として、気を引き締める。

「ワールドカップの前までに２試合ある。そこに集中しなければならない。だけどワールドカップでのプレーはとても興奮している。僕の夢だったからね。とにかく今は両方に向けて準備している」

　一方で、現地レポーターと全て英語でやり取りするインタビュー映像自体も話題になっており、国内外のファンから語学力を称えるコメントが続々と寄せられている。

「英語もできるのか！将来のために勉強してたんだろうね！」
「彼はとてもスマートだ」
「正直なところ、英語でのコミュニケーション能力の高さには驚いている」
「コミニュケーション取れてて安心した」
「ヨーロッパで１年プレーしただけで、ここまで話せるとは！」

　ピッチ内外で充実感を漂わせる三笘。世界の強豪相手にも存在感を存分に発揮し、その名をさらに轟かせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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