41歳GK西部洋平が現役引退を発表。24年のキャリアに幕「喜怒哀楽を共有できた事は僕の宝物であり財産」

2022年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和、清水、川崎などで活躍

現役引退を発表した西部(写真は清水時代)。(C)SOCCER DIGEST

 J3のカターレ富山は11月7日、GK 西部洋平の現役引退を発表した。

 西部は帝京三高を卒業後の1999年、浦和に加入。以後は鹿島、清水、湘南、川崎で活躍し、21年から富山に所属していた。

 J1では300試合以上に出場した41歳の守護神は、クラブの公式HPを通じて、以下のようにコメント。

「2022シーズンをもって24年間の現役生活を引退する事に決めました。まずは24年間プロとして戦える丈夫な体に産んでくれた両親には感謝しかありません。そして家族、12年間どんな時も味方でいてくれてありがとう。

 浦和レッズ、鹿島アントラーズ、清水エスパルス、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、カターレ富山、僕が所属させて頂いた6チームの、スポンサー様、クラブスタッフの皆さん、チームメイトの皆さん、本当にありがとうございました。最高の出会いと、経験、サポート、本当に感謝しています。そしてファン、サポーターの皆様、どんな時も叱咤激励をして頂きありがとうございました。24年間、喜怒哀楽をともに共有できた事は僕の宝物であり最高の財産です。

 僕は決してエリート街道を歩んできたプレーヤーではありません。こんな僕がプロスポーツ選手として24年間続けてこれたのも、サッカーを通じてたくさんの方々と出会い、たくさんの助言を頂き成長させて頂きました。そしてサッカーというスポーツに育てられ、今の自分があると思っています。
 
 サッカーにはたくさんの魅力があります。まだまだ未熟者ではありますが、今まで経験させて頂いたことを少しでも伝え、微力ではありますが今後の日本サッカー界の発展に貢献できればと思っています。

 24年間こんな僕と出会い、ともに戦い続けてくれたすべての方々に感謝しています。最高の選手生活でした。本当にありがとうございました」

 シーズンは残り2試合。西部は今季ここまで5試合に出場。夏場からは第2GKとしてチームを支えているが、最後の雄姿をピッチの上で見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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