3年ぶりの戴冠か、3連覇か?横浜と川崎の熾烈な優勝争いが5日に決着!両チームのJ1制覇の条件は?

2022年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎が3連勝で猛追

横浜(上)が有利な状況だが、川崎(下)にも可能性は残されている。(C)SOCCER DIGEST

 2月から続いた長い戦いが、ついにフィナーレを迎える。

 Jリーグは11月5日に、最終戦となる第34節の9試合を開催する。首位に立つ横浜F・マリノスと2位の川崎フロンターレのよる熾烈な優勝争いも、決着がつく。

 横浜にとってアウェーでのヴィッセル神戸戦は、優勝に王手をかけてから4戦目となる。10月8日の第32節・ガンバ大阪戦(0-2)と同12日の第27節・ジュビロ磐田戦(0-1)で下位チームにまさかの連敗。それでも、直近の同29日の第33節・浦和レッズ戦では4-1で快勝し、タイトルに迫っている。

 一方、3連覇を目ざしている川崎は、横浜がもたついている間に第32節・清水エスパルス戦(3-2)、第25節・京都サンガF.C.戦(3-1)、第33節・ヴィッセル神戸戦(2-1)の3連勝で猛追。勝点差2まで迫って最終戦を迎えた。
 
 勝点65で得失点が+33の横浜が3年ぶりのJ1制覇をするには、4パターンがある。1つ目は第34節の神戸戦で勝利、2つ目は横浜が引き分けて川崎が同節・FC東京戦で引き分け以下。また、3つ目は横浜がドローで川崎が10点差以下での勝利、4つ目は横浜が負けて川崎が"引き分け以下"のケースだ。

 一方、勝点63で得失点+22川崎が3連覇を成し遂げるには、2つのパターンがある。1つ目は川崎が勝利して横浜が敗戦で、2つ目は川崎が12点差以上で勝利して横浜が引き分けの場合だ。なお、12点差以上の勝利とすると、J1の1試合最多得点記録の更新となる。

 状況的には横浜が有利。首位チームが逃げ切るか、2位チームが奇跡を起こすか。大一番を含めたJ1第34節は、全試合が14時キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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