前田大然がカタール・ワールドカップに臨む日本代表に選出された一方で、古橋亨梧と旗手怜央が落選となったことは、日ごろから彼らを見ているセルティックのファンや地元メディアにとっては驚きだった。

　セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は11月１日、最終選考から漏れた古橋と旗手について、次回大会以降の可能性は残されているとし、両選手が悔しさをバネにするはずだと話している。

　セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』も２日、「セルティックであれほど印象的な１年目だっただけに、ハタテとキョウゴの２人がワールドカップ出場というこの機会を失わなければならないことへの落胆ぶりは想像できるだろう」と報じた。

「だが、２人にとっては大きな痛手だが、ポステコグルーが言ったように、外したモリヤス（日本代表の森保一監督）が間違えていた理由を証明するために、彼らがさらにモチベーションを高める助けとなるかもしれない」
 

　同メディアは「数週間後にカタールに向かうのではなく、セルティックの２人は冬の間に休む時間がある。チームメートたちとオーストラリアやポルトガルで過ごすことになる」と続けている。

「だから、２人はセルティックでそのクオリティを示し続け、素晴らしいスタートを切ったシーズンを続けていき、代表での落胆を払しょくしてくれるだろう」

　負傷などのアクシデントによる追加招集の可能性が消滅したわけではない。ポステコグルー監督は特に古橋はその"リスト"にいるだろうとの見解を示した。

　そしてなにより、カタールへの道が閉ざされたとしても、選手としてのキャリアが終わるわけではない。指揮官がメンタリティに賛辞を寄せた古橋と旗手の今後のプレーに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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