「素晴らしいファン」CL未勝利敗退も、声を上げ続けるセルティックサポの振る舞いに反響! ポステコグルー監督も賛辞

2022年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オライリーやハタテは1試合ごとに成長していた」

チームの“未来”に目を向けたポステコグルー監督。 (C)Getty Images

 現地時間11月2日に行なわれたチャンピオンズリーグの最終節(グループF)で、日本人選手を擁するスコットランド1部セルティックはレアル・マドリーと対戦。この試合ではFW前田大然、FW古橋亨梧、MF旗手怜央が揃って先発したが、サンティアゴ・ベルナベウでのアウェー戦に1-5で敗れ、今季CLは1勝もできずに終えた。

 試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は「相手は素晴らしいフットボールチームだ。我々も悪い試合の入り方ではなかったが、PKを外したのは痛かった。内容は少なからず自信を得られるものだった」と振り返った。現地紙『Daily Record』が報じている。

「(今大会で得た経験をどう活かすべきか?)大切なのは、コンスタントにCLに出場することだ。これを機に、選手たちが成長するのは間違いない。(マット・)オライリーやハタテたちは、1試合ごとに成長していた」
【動画】サンティアゴ・ベルナベウに詰めかけたセルティックサポーターに現地メディアも感嘆
 そして、スペインまで追いかけてきた数千にのぼるファンへの感謝も述べている。現地紙『Glasgow Live』によれば、大敗にもかかわらず最後まで声を上げ続け、試合後は選手たちに大声でチャントを叫び続けていたという。

 ポステコグルー監督は、そんな彼らに「素晴らしいファンだ」と賛辞を贈っている。

「彼らの応援は信じられないほどだ。もちろん、このようなスコアを喜ぶ人はいないだろう。だが、彼らは我々がやろうとしていることを評価してくれている。だからこそ、私たちは彼らに報いるために大きなモチベーションを持てた。来年はもっと良いパフォーマンスをして、もっと良い瞬間を与えてあげたい。彼らはそれにふさわしい。そのサポートに報いるために、チームは前を向く必要がある」

 ちなみに試合後に合唱するセルティックサポーターの姿はSNSなどで拡散され、現地スペインのファンからは「チームを信じているからこそ、この歓声なんだろう」「1勝もできなくても、彼らはきっと何かを見つけたんだな」「フープスのことが大好きになったよ」「世界一はマドリーだけど、この熱意は嫌いになれない」といった感嘆の声が上がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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