「トミヤスは悪い試合がひとつもない」冨安健洋の堅実な守備を元イングランド代表の名手が賞賛!「以前のアーセナルは弱点だった」

2022年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルは失点数がリーグ2位タイ

故障で出遅れたものの、再び評価を高めている冨安。(C)Getty Images

 プレミアリーグで首位に立つアーセナルは、失点数(11)がリーグ2位タイだ。バイエルンやマンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした元イングランド代表MFのオーウェン・ハーグリーブス氏は、最終ラインを支える選手たちに賛辞を寄せている。そのひとりが冨安健洋だ。

 昨シーズン、加入以降に右SBのレギュラーの座を手にした冨安だが、ケガでシーズン後半戦を棒に振った。今季も開幕に間に合わず。すると、代役のベン・ホワイトが右サイドで安定感を発揮。冨安が戦列に戻ってからもその地位を確かなものとしている。

 一方で、冨安はミケル・アルテタ監督も評価するユーティリティ性を発揮。10月9日のリバプール戦で今季初スタメンながら左SBとしてモハメド・サラーを封じると、リーグ戦では本職のキーラン・ティアニーを抑えて先発出場を続けている。
 
『HITC』によると、ハーグリーブスは先日の『Premier League Productions』で「以前は(右SBがアーセナルの)弱点だっただろう?」と述べた。

「だが、トミヤスのような選手は悪い試合がひとつもない。ホワイトが悪い試合をすることはまれだ。それにウィリアム・サリバのような選手もいる。29歳のようにプレーするが、まだ20代になったばかりだ。つまり、アーセナルのチーム全体が良いパフォーマンスをしているということだよ」

 リバプール戦を3-2で制したアーセナルは、以降のリーグ戦3試合で1失点。ホワイト、サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、冨安の最終ラインは、今後も堅実な守備を続けていけるか。チームは3日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出が懸かるグループステージ最終節でチューリヒをホームに迎え、6日のリーグ次節でチェルシーと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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