鎌田大地が圧巻のCL3戦連発!レーザー光線を浴びながらも自ら得たPKを決める!フランクフルトは鮮やか逆転で決勝T進出

2022年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

エリア内での競り合いから相手のハンドを誘う

PKでCL3試合連続ゴールを奪った鎌田。(C)Getty Images

 現地時間11月1日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節で、守田英正が所属する2位のスポルティングと、鎌田大地と長谷部誠を擁する3位のアイントラハト・フランクフルトが、前者のホームで激突した。

 同日に発表されたカタール・ワールドカップのメンバーに選ばれた鎌田が、2ボランチの一角で先発。同様に大舞台への切符を掴んだ守田と、ブンデスリーガ最年長38歳の長谷部は故障のため、ベンチ外となった。

 立ち上がりから攻勢に出るフランクフルトは18分、カウンター返しからコロ・ミュアニが、ペナルティエリア内から左足を振り抜く。しかし、相手DFイナシオにブロックされたうえ、オフサイドの笛が吹かれる。

 迎えた39分、ホームサポーターの大声援を受けるスポルティングが先制に成功する。ウガルテのクロスが相手MFソウのヘッドでファーに流れると、最後はCL初先発のアルトゥール・ゴメスが右足でのボレーで押し込んだ。

 勝てば決勝トーナメント進出を決められるなか、突破へは最低でも2点が必要となったアウェーチームは、45+1分に鎌田がゴール前で相手を引き付けてから左にパス。受けたペッレグリーニは左足で鋭いクロスを送り込むが、得点には繋がらない。
 
 0-1で折り返したフランクフルトは、後半の頭からリンストロームを下げ、キャプテンのローデを投入。鎌田はシャドーにポジションを上げると、62分にエリア内での競り合いからコアテスのハンドを誘発し、PKを獲得。背番号15は顔に緑色のレーザー光線を浴びながらも自らきっちりと決め、同点とする。

 鎌田はCL3戦連発で、今シーズンの公式戦の得点数を12に伸ばした。

 勢いに乗った昨シーズンのヨーロッパリーグ王者は、72分にクナウフからエリア右でパスを受けたコロ・ミュアニが右足を一振り。鮮やかにネットを揺らし、ついには試合をひっくり返す。

 85分には鎌田がダメ押し点を奪うビッグチャンスを迎えるも、GKアダンに阻まれる。さらに遅れてオフサイドフラッグも上がる。

 試合はこのまま2-1で終了。鮮やかな逆転勝利を収めたフランクフルトが、劇的な形で16強入りを決めた。一方、スポルティングはあまりに悔しいCL敗退となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】顔面に太い緑色の線がくっきり…PK直前、相手サポーターから妨害を受ける鎌田

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