鬱憤晴らすロケットフィニッシュ!現地メディアが古橋亨梧の“復活”を宣言!「再び輝きを与える一撃」「復調を証明した」

2022年10月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

左足でニア上へ突き刺す!スタメン復帰で即ゴール

得点ペースの低下が指摘されている古橋。再びシーズン当初のような爆発を見せられるか。(C)Getty Images

 10月30日に開催されたスコットランドリーグの第13節で、日本人4選手が所属する首位のセルティックは、8位のリビングストンと敵地で対戦し、3―0の快勝を収めた。

 前田大然はベンチスタート、井手口陽介はベンチ外となるなか、開始わずか9分に先制ゴールを叩き出したのが、旗手怜央と共に先発した古橋亨梧だった。

 グレッグ・テイラーからペナルティエリア左でパスを受けると、左足を豪快に一閃。GKはノーチャンスの強烈なシュートをニア上へ突き刺した。これで今シーズンの公式戦9点目、リーグ戦ではおよそ1か月ぶりの8点目となった。

 現地メディア『THE CELTIC WAY』は、エースの"復活"を宣言しており、採点記事で2位タイの8点を与え、こう伝えている。

「テイラーの絶妙なパスを受け、天井を打ち抜く爆発的なフィニッシュで、10分足らずでチームに先制点をもたらした。このタリスマン・ゴールセラーが、今シーズンのゴール数を9に伸ばしたのである。クレバーなランニングと素早い動きは、ライオンズ(リビングストンの愛称)のディフェンスに多大な問題を引き起こし、彼の復調を証明した」
【動画】左足でニア上ズドン!古橋の豪快な今季9点目をチェック
『Glasgow Live』も同意見だ。7点を付けたうえで、「Back in the goals.」と記している。

「この試合の最初のチャンスで、ネットの屋根にロケット弾を叩き込んだ。今シーズンの9ゴール目だ。再び、彼に輝きを与える一撃となるかもしれない」

 古橋は今シーズン開始直後に4戦6発とゴールを量産。しかし以降はトーンダウンし、前節まで3試合連続で先発も外れていた。それだけに、スタメン復帰即ゴールは格別だったか。試合終了後には敵地まで駆け付けたサポーターの前で、いつにも増して喜びを爆発させていた。

 11月2日にはサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーと対戦する。すでに大会敗退は決まっているが、決してただの消化試合ではないはずだ。欧州王者からチャンピオンズリーグ初ゴールを奪い、完全復調を確固たるものにしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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