ピッチ上で真剣に…レスター10番が敵将ペップとの“密談”内容を明かす「彼はトップチームを率いる一流の監督だから…」

2022年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロジャース監督は「世界最高のチーム」との戦い方を説く

試合後に言葉を交わしたマディソン(左)とグアルディオラ監督(右)。(C)Getty Images

 レスターの背番号10が、現代サッカーきっての名将と行なった"密談"の内容を明かした。現地メディア『SPORT BIBLE』などが伝えている。

 現地時間10月29日に開催されたプレミアリーグ第14節で、レスターは昨シーズン王者のマンチェスター・シティとホームで対戦。49分にケビン・デ・ブライネに絶妙なFKで先制点を奪われた後、とりわけ終盤に猛攻を仕掛けたが、最後までネットを揺らせず。0-1で接戦を落とした。

 そのレスターのMFジェームズ・マディソンは試合後、ピッチ上で敵将ジョゼップ・グアルディオラと健闘を称え合い、ハグ。そのまま何やら真剣に言葉を交わす姿がカメラに捉えられていた。試合後のインタビューで、グアルディオラ監督との会話について尋ねられたイングランド代表は、こう答えている。

「彼はなぜ僕らが最後の15分のようなプレーを、試合全体を通してしなかったのか聞いてきたんだ。そんな簡単ではないと分かっているはずだけどね。でも彼はトップチームを率いる一流の監督だから、常に気が強くあるんだ」
【動画】ペップが相手の10番と何やら真剣に言葉を交わす…試合後の密談をチェック
 一方、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドOBリオ・ファーディナンド氏は、当初ホームチームが敷いた守備的な戦術を擁護。そうしなければ、前半のうちに大勢は決していたと主張している。

「もし、彼らが試合終盤のようにプレーを始めたら、おそらくハーフタイム前に0―3になっていただろう。なぜなら、シティが走り込むためのより広大なスペースが生まれ、相手を罰する機会が生まれるからだ」

 レスターのブレンダン・ロジャーズ監督も「ハンドブレーキを外すのではなく、試合を管理することが大切だった。彼らは世界最高のチームだ。スペースを与えればやられる。論理的に制限しなければならないし、変えるべき時に(戦い方を)変えたんだ」と語った。格上を倒す最も可能性の高い戦術で敗れただけに、後悔はしていないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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