「前線に何も提供せず」冨安健洋、敗れたPSV戦のパフォーマンスに現地メディアは辛辣「繰り返しガクポを見失った」

2022年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「守備陣の中では良かったひとりだ」との評価も

再びガクポ(左)とマッチアップした冨安。(C)Getty Images

 先週は、今シーズン好調のコディ・ガクポを封じたことで称賛された。だが、敵地での再戦では、冨安健洋に厳しい声も寄せられている。

 アーセナルは10月27日、ヨーロッパリーグのグループステージ第5節でPSVにアウェーで0-2と敗れた。1週間前に行われた延期分の第2節では、ホームで1-0と下した相手に雪辱されたかたちだ。

 グループステージ突破を決めているアーセナルは、首位の座こそ変わらないが、今節で決勝トーナメント進出を確定させることができず。プレーオフを経ずにベスト16への切符を手に入れられるかは、最終節に持ち越された。

 地元メディアの『football.london』は、採点記事で冨安に4点をつけ、「前半はガクポへの対応が必要だった右サイドで強く守ったが、その後ガクポに上回られるようになった」と報じている。

「何より大きかったのは、前線に何も提供しなかったことで、ブカヨ・サカをサポートできなかった」
 
 また、同じく4点の『90min』も「常にガクポを気にしていたため、あまり前に出ることができず。繰り返しガクポを見失った」と批評している。

 一方、アーセナル専門サイト『Pain in the Arsenal』は、「序盤はガクポを抑える良い仕事をしたが、後半は裏で大きく楽しまれた」としつつ、5.5点をつけている。

 また、5点の『Evening Standard』は「先週のエミレーツでの試合では本当にうまくガクポを抑えたが、今回はもっと厳しい夜になった」としながら、冨安は"救い"でもあったと報じた。

「それでも、守備陣の中では良かったひとりだ」

 アーセナルは、11月3日の最終節でチューリヒを相手に決勝トーナメントへの切符を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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