C・ロナウドは1月のイタリア復帰に前向き?「チェルシーが興味を失っている」と英紙

2022年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大幅な減俸を呑めば可能」なのはナポリか

“無断早退”が波紋を広げているC・ロナウド。(C)Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、来たる冬の移籍市場で古巣を離れるかもしれない。

 10月19日に行なわれたプレミアリーグ第12節、トッテナム戦での"早期早退"が問題視されているC・ロナウド。週末のチェルシー戦(1-1)ではベンチ外となり、週明けからトップチームに合流するとの報道が流れているが、指揮官との確執も囁かれ、今後の去就は不透明な状況だ。

 そんななか、英紙『The Sun』は「スターは冬にユナイテッドを離れる心づもりがある」と報道。「ポルトガルのスター選手に近い人物によれば、彼のアドバイザーはチェルシー、ニューカッスル、アーセナルといったライバルクラブが興味を示していると伝えた。しかし、チェルシーはすでに興味を失っており、他の2クラブもプレミアのライバルクラブへの移籍はリスクが高すぎると判断したようだ」と記している。
【動画】試合終了前にベンチから離れ、ロッカールームに引き上げるC・ロナウド
 そこで新天地の有力候補として挙がっているのがセリエAのナポリだという。
 
「ナポリは移籍の噂が出た今夏にもC・ロナウドに関心を寄せ、熱心に獲得したいと考えている。チャンピオンズリーグを勝ち進むためにも戦力強化が必要だと考えており、本人もユベントスで過ごしたシーズンを振り返り、イタリアでの復帰には前向きだ。

 ただ、もし本人が望んだとしても、クラブは目の玉が飛び出るような賃金要求に応じなければならない。同クラブの最も高い週給はMFピオトル・ジリエンスキの9万ポンド(約1485万円)であり、C・ロナウドの足下にも及ばないだろう。そもそも、ナポリへの移籍は、彼が大幅な減給を喜んで受け入れればの話だ」

 はたしてC・ロナウドは古巣ユナイテッドを離れる決断をするのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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