最も著名な解説者も、相手OBも唖然!豪州を騒然とさせた指宿洋史の退場が取り消される!吉報に本人は「とても満足している」

2022年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今まで見た中で最悪のレッドカード判定の1つだ」

まさかのレッドカードに驚きを隠せない指宿。(C)Getty Images

"史上最悪のレッドカード"が、現地オーストラリアで小さくない注目を集めている。

 10月23日に開催されたAリーグ第3節で、指宿洋史が所属するアデレード・ユナイテッドは、シドニーFCと敵地で対戦し、2―2で引き分けた。この一戦でCFで先発出場した指宿にアクシデントが発生したのは1-0で迎えた40分だった。

 31歳の長身FWは敵陣でパスを受けるも、ややトラップが大きくなり、スライディングでセカンドボールを回収。その際に同じくボールを追っていた相手と接触して倒すような形となり、レッドカードを受けたのだ。

【動画】豪州騒然!まさかの指宿退場シーンをチェック

 ただ、リプレイを見てみると、指宿が先にボールに触っており、遅れてきた相手がわずかな接触ながら、オーバーリアクションを取っているようにも見える。それだけに、判定を疑問視する声が各地から噴出。指宿本人もツイッターで以下のように訴えた。

「このタックルに対する自分の意見は分かっているが、あなたがどう思うかを知りたい。僕らのチームのパフォーマンスは素晴らしかった。この試合からもっと多くのものを得るに値したのだ!」
 
 この投稿は反響を呼んでおり、オーストラリアで最も著名なサッカー解説者、サイモン・ヒル氏は「Not a red card Hiroshi(ヒロシはレッドカードではない)」とコメント。また、Aリーグのウェスタン・ユナイテッドに在籍し、同郷で同い年の今井智基も、頭を抱える絵文字で反応している。

 さらに「主審とVARによる冗談のようなジャッジ」と報じた英メディア『SPORT BIBLE』によれば、シドニーFCのOBで、指宿の古巣である清水エスパルスでのプレー経験も持つアレックス・ブロスケ氏は、「今まで見た中で最悪のレッドカード判定の1つだ」とまで言い放った。

 まさに騒然となるなか、24日に事態は新しい局面を迎える。協議の結果、レッドカードは取り消しに。つまり、誤審と認められたのだ。吉報を聞いた指宿は再びツイッターを更新し、「この決定にとても満足している。日曜日にクーパース・スタジアムでプレーするのが待ち切れない」と喜びを露わにした。

 かくして、次節のホーム開幕戦でピッチに立つ権利を手にした背番号9は、退場の鬱憤を晴らす活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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