高校サッカーの名将がJに挑む。

　J２のFC町田ゼルビアは10月24日、来季の新監督に黒田剛氏が就任すると発表した。

　黒田氏は青森山田高校の監督として28年のキャリアがあり、全国高校サッカー選手権で３度、インターハイでは２度の優勝を果たしている。プロの指導に初挑戦するにあたり、町田の公式ホームページで以下のコメントを寄せた。

「私はこれまでプロの指導者としての経験がなく、私の就任について不安を感じられることもあるかもしれません。ただ、長きに渡り培ってきた『勝者のメンタリティ』はどのカテゴリーであっても、失われるものではないと信じております。これからは、FC町田ゼルビアの勝利のために全力を尽くす所存です。
 

　そして、皆様の想いは『J１昇格への道』にあると思っています。クラブ・選手・スタッフが一丸となり『夢（J１昇格）実現』のために、自分自身の全てをチームに還元し、ファン・サポーターの皆さまと一緒に喜びを分かち合う瞬間の実現を心から願っています」

　この発表に、町田の公式ツイッターには「すご」「どうなるか楽しみ」「まじで決まった！」「ようこそ、町田へ！」「熱いチーム作ってください」「共にJ１へ」「山田ゼルビア」「期待しかない！」などの声が上がった。

　町田はJ２初昇格から７年目の今季を、15位で終了。クラブ初のJ１昇格へ、黒田新監督の舵取りに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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