「なぜ決められないのか…」最下位チームに大金星献上のリバプールに指揮官クロップも嘆き節! 現地ではファン・ダイクに非難の声が

2022年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「相手を褒めるべきなのか分からない」

試合中は度重なる決定機逸に、クロップ監督が思わずうなだれる場面も。(C)Getty Images

 現地時間10月22日に行なわれたプレミアリーグ第13節、リバプールは敵地で最下位ノッティンガム・フォレストと対戦し、0-1で敗れた。90分間を通してゲームを支配し続け、セットプレーでチャンスを迎えるなど好機には恵まれたが決め切れず。55分に元リバプール所属のタイウォ・アウォニィに決められた"恩返し弾"が決勝点となった。

 試合後の記者会見では、クロップ監督もさすがに落胆を隠せない。「この試合で相手が活かしたセットプレーと、我々が活かせなかったセットプレーの差が明確となり、試合を決めたと思う」と嘆いた。現地局『BT Sports』などが報じている。

「彼らの守備には完璧に対応できていたし、常にフリーになった選手がいた。ボビー(フィルミーノ)が前半に2~3回、フィルジル(・ファン・ダイク)が2~3回、ゲームを終わらせなければならなかった。ほかにも、なぜ決められないのか……。前半に相手にあったチャンスはすべて我々が与えたものだ。我々の不甲斐なさで負けたとはいえ、相手を褒めるべきなのかどうか、私には分からない」
【動画】リバプールが最下位ノッティンガムに敗れる! 歴史的試合のハイライトをチェック
 ちなみに、ファン・ダイクが逃した絶好機には、現地サポーターから非難の声が上がっている。特に38分、右サイドからのクロスに合わせてゴール前に飛び込んだが、シュートではなくヘディングでのパスを選択し、そのボールがゴールラインを割ってしまった。SNSでも嘆くコメントが殺到したようで、現地紙『Daily Mail』は「この決断がレッズサポーターの困惑を招いた」と伝えている。

「ファンは『何やってんだダイク!』と声を上げ、『ひどい決断力だ』と彼のヘディングパスを猛非難している。なかには、『相手ゴール前でクリア(守備)をしてどうする?』と皮肉る声や、『犯罪的なミスを犯し過ぎている』との意見もあった。直近でウェストハム、マンチェスター・シティを破って2連勝していたチームが昇格組のノッティンガムに敗れたという事実は、レッズファンの心を打ちのめしている」

 今シーズンはいまひとつ調子が上がり切らないリバプール。前線のプレーヤーの負傷離脱が相次ぎ、この試合の前にはFWダルウィン・ヌニェスの負傷も明らかになっていた。今後も"得点力不足"に悩まされそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

次ページ【動画】リバプールが最下位ノッティンガムに敗れる! 歴史的試合のハイライトをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事