チェルシーが87分にジョルジーニョのPKで先制も…マンUはATにカゼミーロが意地の同点弾!注目の上位対決は劇的ドロー決着

2022年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴァランヌは気になる負傷交代

球際で競り合うマンUのカゼミーロ(左)と、チェルシーのオーバメヤン(右)。(C)Getty Images

 現地時間10月22日に開催されたプレミアリーグの第13節で、4位のチェルシーと5位のマンチェスター・ユナイテッドが、前者の本拠地スタンフォード・ブリッジで激突。3日前のトッテナム戦(2-0)で途中出場を拒否したうえに試合中にベンチを後にしたユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドは、クラブのリリース通り、メンバー外となった。

 立ち上がりから押し気味に試合を進めるユナイテッドは28分、ラッシュフォードがペナルティエリア内でパスを受け、ビッグチャンスを迎えるが、相手守護神ケパの好守に遭う。ラッシュフォードは34分に放った強烈なシュートもケパに阻まれる。

 流れを変えたいチェルシーは、早くも36分に動く。ククレジャを下げてコバチッチを入れ、3バックから4バックに変更する。直後の38分にはそのコバチッチも絡み、最後はオーバメヤンがシュートを放つが、枠を捉えきれない。

 スコアレスで折り返すと、60分にユナイテッドにアクシデントが発生。ヴァランヌが負傷でプレー続行が不可能となり、リンデロフを緊急投入する。ポグバ、カンテと怪我人が続出しているフランス代表にとっても、非常に気になる交代となった。
 
 その後も互いに得点は生まれず、このままスコアレスドローで終わるかと思われたが、迎えた87分だった。ブロヤがマクトミネイにペナルティエリア内で倒され、チェルシーがPKを獲得。これをジョルジーニョが、GKデ・ヘアの逆をつくキックできっちり決め、ついにスコアを動かす。

 ただ、諦めないユナイテッドは猛反撃を繰り広げ、90+4分にカゼミーロがヘッドで意地の同点弾を奪取。ブラジル代表MFは、今夏にレアル・マドリーから加入後初ゴールとなった。

 注目の上位対決はこのまま1-1でタイムアップ。勝点1を分け合う結果で終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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