【J1採点&寸評】清水1-1磐田|右サイドを“制圧”した快足MFがMOM。後半AT同点劇を演出した攻撃陣も高評価

2022年10月23日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

清水――攻撃陣が躍動も2点目を奪えず

【警告】清水=北川(49分)、立田(90+6分)磐田=上原(64分)、西野(87分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中山克広(清水)

[J1第31節] 清水1-1磐田/10月22日/IAIスタジアム日本平

【清水|採点】
スタメン)
GK
権田修一 6
DF
片山瑛一 6(90+2分OUT)
立田悠悟 6.5
鈴木義宜 6
山原怜音 6
MF
白崎凌兵 6.5
松岡大起 5.5
中山克広 7(73分OUT)【MAN OF THE MATCH】
カルリーニョス・ジュニオ 6.5
FW
北川航也 6.5(83分OUT)
チアゴ・サンタナ 6.5

途中出場)
MF
ヤゴ・ピカチュウ 6.5(73分IN)
FW
ベンジャミン・コロリ -(83分IN)
DF
原 輝綺 -(90+2分IN)

監督)
ゼ・リカルド 6
 
【清水|寸評】
 2週間前の前節から1人変更して臨んだ。序盤からボールを握って相手を押し込む展開から数多くのチャンスを作ると、CKからT・サンタナのゴールで先制。相手が前に出てきた後半は、速い攻めから得点機を何度も生んだが追加点はならず。アディショナルタイムの失点で、勝点1にとどまった。

 前半は、ビルドアップの際にボランチの松岡が相手攻撃陣から徹底マークされたが、CBの立田がパスやドリブルを駆使してボールを前に供給する。攻撃では、右SHの中山のスピードあふれる突破が有効で、クロスを何度も上げた。先制点のCKも、中山の折り返しから得たものだ。T・サンタナの個人技や、C・ジュニオとY・ピカチュウの積極性も目立ったが、相手GKのビッグセーブもあり、2点目は奪えなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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