トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、現地時間10月19日に敵地オールド・トラフォードで開催されるプレミアリーグ第12節、マンチェスター・ユナイテッド戦を前に取材に対応。相手エースのクリスティアーノ・ロナウドに警戒心を強めた。現地メディア『talkSPORT』が伝えている。
 
　トッテナムは昨季のプレミアリーグでの２度の対戦で、いずれも敗戦（０－３、２－３）。C・ロナウドには２戦とも得点を奪われ、敵地での２戦目ではハットトリックを許した。この屈辱は今でも鮮明に記憶しているようで、イタリア人指揮官はこう語っている。
 
「彼は私たちを相手にハットトリックを達成した。我々は信じられないようなトップ選手、チームのために違いを生み出し続けている選手について話しているんだ。クリスティアーノのプロ意識にはとても感心しているが、３ゴールを決めた昨シーズンとは違って、大人しくしていてほしいね。
 
　２－３で負けたが、昨シーズンのユナイテッドではなく、彼に負けたのだ。とても良い試合をしたから、よく覚えているよ」
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　ただ、５度のバロンドール受賞歴を誇るスーパースターが、リーグ３位の18ゴールを挙げた昨シーズンとは全く別人となっているのもまた事実だ。今季はここまで先発はわずかに２試合で、奪ったゴールは１つのみ。決定力の低下は顕著で衰えが指摘されている。

　それでも、たちまち大爆発する可能性も十二分に秘めているだけに、眠れる獅子は眠らせたままにしておきたい――。コンテ監督はそう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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