「もはや“アジア最高”の肩書きは必要ない!」バロンドール11位のソン・フンミンを韓国メディアが別格視

2022年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バロンドール30位圏内で、ソン・フンミン以外にアジア人選手はひとりもいない」

プレミアリーグでグングン調子を上げているソン・フンミン。カタールW杯でも爆発するか。(C)Getty Images

 現地月曜日、2022年のバロンドール授賞式がパリで開催され、トッテナム・ホットスパーの韓国代表FWソン・フンミンは全体投票の11位という好結果に終わった。これは歴代のアジア出身選手の中でトップの順位である。

 2021―22シーズンのプレミアリーグ得点王の上位進出を手放しで称えたのが、韓国全国紙『スポーツソウル日本語版』だ。「ソン・フンミンは2019年のバロンドールで22位に入り、アジア人選手歴代1位となった。そして今回、自身の記録を11ランク引き上げ、新たな記録を築いた」と伝えている。

 さらに同紙は、「ソン・フンミンはもはや"アジア人選手"という枠にとらわれるような選手ではない。すでにワールドクラスの選手と評価されているからだ」と位置づけ、次のように論じている。
 

「あえて"アジア最高"という修飾語を付ける必要はない。実際、今回のバロンドールの順位を見ても、ソン・フンミンの下にはブラジル代表MFファビーニョ(リバプール)やオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U)、イングランド代表MFフィル・フォーデン(マンチェスター・C)といった選手がいる。バロンドール30位圏内で、ソン・フンミン以外にアジア人選手はひとりもいない。欧州と南米の選手がその大半を占めているのだ」

 そして最後にあらためて、「ソン・フンミンにとって、"アジア最高の選手"という修飾語はもはや当然のことだ。あえて言及する必要はないだろう」と記し、力を込めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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