「戦いやすいと思う」城彰二がW杯スペイン戦を徹底展望!守田のボール奪取に期待「ゴールまで行けるパターンが見える」

2022年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレッシャーにうまく行けば、スペインも慌てるから」

城氏が自身のYouTubeチャンネルで、日本がW杯で対戦するスペインについて語った。(C)Getty Images

 元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルで、日本代表がカタール・ワールドカップのグループステージ第3戦で対戦するスペインの攻略法について語った。

 現役時代にラ・リーガでのプレー経験がある城氏は、まずスペインの脆さに言及する。

「うまくいかなかったら、気質的にボロボロになる。そういうチーム」

 続けて「スペイン人って人のせいにするのよ」と印象を語り、自分のミスを認めない傾向にあると考えている城氏。「みんなが乗っちゃうと手が付けられない」という側面がある一方で、「前半、相手がやりたいことをやらせなかったら面白いと思う」と期待する。

 日本は「つなぐサッカーに関しては守りやすい」として、「前半はうまく守れると思う。組織的に守って、前からある程度プレッシャーにうまく行けば、スペインも慌てるから。そうなると、良いところでボールを奪ってシュートまで行くとか。チャンスも絶対にあると思う」と分析。

 また、日本の攻撃面に関しては「ディフェンスラインをあまり下げないで、しっかりラインを保ちながらプレスをかけて。細かいところで奪って、ショートカウンター。これはかなり効くと思う」と提案する。
 
 また戦術面では、開始直後から奇襲をかけるべきだとして、「守田(英正)あたりがボールを奪って前にちょっと出て行って。相手が前に来るから、後ろをついて。ゴールまで行けるパターンが見える気がする」と展望する。

 そして先制できれば、相手が前がかりになり、後ろにスペースができるようになると見立て、「前田(大然)なのか古橋(亨梧)なのか。スピードのある選手がいるから。そこにボールをつければ2点目もある」「スペインは戦いやすいと思う」と期待した。

 また、スペイン人の記者によれば「日本はちょっと厄介だ。真面目に勤勉に戦ってくるチームだから穴を見つけるのが難しい。というのと、点を取れるストライカーがなかなかいない」と語っていたと明かす。

 本番では「スペインはそういう気質があるので、ちょっと皆さん頭に入れながら見るのも楽しいかもしれない」と勧めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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