10月16日にラ・リーガ第９節の大一番、レアル・マドリー対バルセロナのエル・クラシコが開催される。

　前日、会場となるマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウに足を運ぶと、世界中から来たと思われるマドリーのファンが早くも集結。スタジアムツアーの入り口には長蛇の列ができていた。

　ベルナベウが改修工事のため、４年前に来た時とは場所が移っていた公式ショップも大盛況。ユニホームの背番号とネームのプリントには、こちらも順番待ちの長い列ができていた。
 

　若い男性店員に、選手別のユニホーム売り上げ・トップ３を尋ねると、「トップはモドリッチだよ。ナンバー10さ」と教えてくれた。37歳となったいまも年齢を感じさせない驚異的なパフォーマンスを披露しているクロアチア代表MFが一番人気のようだ。

　ちなみに、２位がエースのカリム・ベンゼマで、３位は昨シーズンに主軸へと成長したヴィニシウス・ジュニオールとのこと。順当といえば順当か。

　スタジアム周辺にはユニホーム来て"臨戦態勢"に入っているサポーターも少なくなかったが、ベンゼマのシャツを着ているちびっ子ファンが目についた。

　モドリッチとベンゼマ。ファンの期待を集める両ベテラン戦士は、宿敵とのビッグマッチでも輝けるか。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

【画像】公式ショップでも密かな人気を集めていたマドリーのアウェーユニ