"マンチェスター・シティ"長谷川唯の初お目見えが近付いている。

　25歳のMFは、日テレ・東京ヴェルディベレーザから2021年１月にミランに加入。そこでのプレーが高く評価され、同年８月にウェストハムへ。昨季はウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）で17試合・２ゴールを記録し、クラブ史上最高の６位でのフィニッシュに貢献した。

　そして今夏にシティ入りするも、足首の怪我の影響でWSL開幕からの２試合はいずれもベンチ外に。先日のなでしこジャパンの活動にも帯同していなかった。

　新天地デビューが待たれるなか、現地メディア『90min』によれば、ガレス・テイラー監督が16日に行なわれるレスターとのホーム開幕戦を前に、期待の新戦力に言及。「デビューがどれほど近いか」と問われた際に、「かなり近い」と答えた。

「トレーニングセッションでも良い感じだった。少し怪我をしていて、日本代表の遠征に参加できなかったので、ここで一緒にハードワークし、日曜に出場できるような良い状態に持っていった」
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　また、獲得時には「我々のプレースタイルやシティにいる才能のある選手たちと上手く噛み合い、フィットしてくれると信じている」と太鼓判を押していた指揮官は、改めて賛辞を寄せている。

「ユイには本当に満足している。彼女は長い間、私たちが感嘆させられていた選手だ。中盤の色々なポジションをこなせると思う。とても明るく、知的で、フィットしている。それが彼女の特長だと思う。とても上手くピッチのエリアをカバーし、インテリジェンスを発揮している」

　シティは開幕２戦を落とし、未勝利だ。なでしこジャパンのホープは、同じく勝点０のレスター相手に、初勝利へ導く活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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