マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハーフ監督が、昨季に比べて出場時間が減少しているクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。現地時間10月12日、英メディア『90MIN』が伝えている。

　C・ロナウドは、昨年の夏に12年ぶりにユナイテッドに復帰。昨季はリーグ戦30試合に出場し18ゴール・３アシストをマークしたが、今季はテン・ハーフ監督のもと、ここまでプレミアリーグでスタメンは１試合にとどまっており、本来のパフォーマンスを発揮できずにいる。

　13日に行なわれたヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ第４節、オモニア戦前の記者会見に臨んだテン・ハーフ監督は、C・ロナウドの現況について以下のように語った。

「もちろん、彼はより良いコンディションになってきているし、私はそれに満足している。そして彼はもっとチームに貢献できるはずだし、そうしてくれると信じているよ。そして、誰一人としてプレシーズンを欠席できないと証明された」
 

　家庭の事情によりC・ロナウドがプレシーズンに参加できなかったことが、リーグ序盤のプレー時間の減少につながっていると述べた。

　一方で移籍なども噂されながら残留し、ユナイテッドでプレーを続ける37歳へのサポートも強調している。

「彼をできる限りサポートしたいと思っている。我々は彼に一定の要求をし、ピッチ上で彼に期待していることがある。でもそれは、彼の力を最大限に引き出したいんだ」

　ELのオモニア戦（１－０）ではフル出場を果たしたC・ロナウド。この試合ではノーゴールに終わったが、ここから調子を取り戻し、輝きを取り戻せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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