「スピードの無さが…」シャルケ吉田麻也、“チーム内の序列低下”の可能性を現地メディアが指摘!「期待に応えられていない」

2022年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「DFの面々の入れ替えについて長い時間、議論が交わされた」

現状では期待に応えられていない吉田。(C)Getty Images

 シャルケは今季、2シーズンぶりに1部復帰を叶え、ブンデスリーガを戦っている。しかし、9試合を終えて1勝3分5敗と苦しみ、現在は16位と低迷している。

 この苦しい状況に、フランク・クラマー監督の去就問題が浮上し、0-4で大敗した前節のレバークーゼン戦後には、クラブの首脳部と監督が出席した緊急会議が開かれたという。現地メディア『Der Westen』が伝えている。

「シャルケのDF陣はミスが目立ち、レバークーゼン戦の敗戦はその問題点を容赦なく露呈させた。板倉滉、マリク・ティアウという昨シーズンにチームを支えたプレーヤーがいなくなってから、クラブは苦しんでいる」
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 また、ここまで先発出場が続いている日本代表キャプテンにも言及し、今後は"序列が下がる"可能性を指摘している。

「夏に加入した吉田麻也は、ディフェンスリーダーとして高い期待を寄せられたが、それに応えられていないままだ。むしろ、そのスピードの無さが最終ラインの大きな問題のひとつと見られている。緊急会議では、DFの面々の入れ替えについて長い時間、議論が交わされた」

 一方、現地紙『BILD』によれば、クラブは直近の数試合の結果によっては指揮官の交代も視野に入っているようだ。

「クラマーは無職になることを避けるためにも、選手たちとの関係も改善し、今後に備えるための会議だったと捉えているが、その席は決して確保されているわけではない。会議では、レバークーゼン戦で後半から導入した5バックは、その解決の1つになり得るという結論に至ったようだ。5バックは確かに、指揮官がリーダーに指名した吉田のスピードの無さを補うことはできていた」(『BILD』)

 シャルケは14日にリーグ戦でホッフェンハイム、18日にはDFBポカール2回戦で再びホッフェンハイムと対峙し、23日にはヘルタ・ベルリンと対戦する。同メディアによれば、「直近3試合での結果は今後を左右する」としており、勝敗に注目が集まる。また、吉田の起用も注視されそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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