現地時間10月12日に行なわれたチャンピオンズリーグ・グループステージ第４節で、グループDのアイントラハト・フランクフルトは敵地でプレミアリーグのトッテナムと対戦。２－３で敗れた。

　この一戦で先発したフランクフルトの鎌田大地は、14分に先制点となるCL初ゴールを決めた。イェスパー・リンストロムが敵陣でボールを奪取しゴール前に供給。走り込んだ味方が波状攻撃を仕掛け、DFやGKに何度か弾かれながらも、最後は鎌田が右足で落ち着いて流し込んだ。
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　しかし、その後は韓国代表FWソン・フンミン、イングランド代表ハリー・ケインにゴールを決められて逆転され、36分にもソンが追加点。フランクフルトは60分にトゥタが２枚目のイエローカードで退場し、68分には３バック中央で守備を統率していた長谷部誠が負傷交代。それでも87分にフランデ・アリドゥのゴールで１点差に詰め寄ったが、反撃もそこまでだった。
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　鎌田は78分にマリオ・ゲッツェと交代。そして試合後、自身のインスタグラムを更新。英語で心境を綴った。

「この結果は僕らが望んだものではないけれど、僕らはただ前に進むだけ。僕のCL初ゴールは、最近亡くなった親友の母に捧ぐ」

　フランクフルトはこの試合を終え、勝点４でD組の最下位に転落。しかし、残り２試合で首位に浮上したトッテナム（勝点７）とは勝点３差、２位マルセイユ、３位スポルティング（ともに勝点６）とは２ポイント差で、十分に逆転の余地を残している。

　CLでは各グループの上位２位が決勝トーナメントに進出する。鎌田はさらなるゴールでチームを勝利に、そしてグループステージ突破に導くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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