「完全にメディア発信のただの噂だ」“エムバペ移籍報道”をパリSGのアドバイザーが完全否定! 異例のスピード対応に指揮官も驚き

2022年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

来年1月の移籍市場で退団を希望と報道された

今冬の退団を希望していると報じられたエムバペだが…。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペにまつわる報道について、クラブのアドバイザーを務めるルイス・カンボス氏が否定した。現地10月11日に行なわれたチャンピオンズリーグのグループステージ第4節、ベンフィカ戦のキックオフ前に、メディアの取材に応じる"異例の対応"だったと現地局『Canal Plus』が伝えている。

 この試合が始まる数時間前、欧州メディアが一斉に「エムバペは今冬の移籍市場でクラブを離れる可能性がある」と報道。2025年までの契約を残しているものの、起用法を含めたピッチ内外の現状に不満を抱いており、来年1月に退団したいとクラブに申し出たという。いくつかのメディアは「(夏に相思相愛だった)レアル・マドリー行きを望んでいるようだ」とも報じていた。
【画像】「嬉しくなさそう?」ベンフィカ戦でMOMに選出されたエムバペの何ともいえない表情をチェック
 この報道について、ベンフィカ戦の直前にカンボス氏がメディア対応を実施。「噂は毎日あるものなので、すべてにコメントすることはできない。だが、これは選手からの発言ではなく、完全にメディア発信のただの噂だ」ときっぱり否定した。

「私は毎日キリアンと一緒にいるが、彼から1月に退団したいという話を聞いたことはない。彼がナセル・アル・ケライフィ会長と退団について話していたこともない。キリアンは並外れたプロフェッショナルだ。リーグ戦ではスタッド・ドゥ・ランス戦は(扁桃腺炎で)病欠したが、その後は努力して戻ってきた。チームメイトと一緒に毎日ハッピーで、仕事に対して意欲的なのは見ていれば分かる」

 また、1-1のドローに終わったベンフィカ戦後には、クリストフ・ガルティエ監督も同じ話題に言及。「カンボスの対応には正直、少し驚いた」と明かしている。

「今夜、キリアンは素晴らしい選手であること、そして競技に集中していることをフィールド上で示した。噂を情報とし、情報から正式な声明に変える。重要な試合の前のこのような対応は、非常に驚くべきことだ」

 当のエムバペはベンフィカ戦でPKを決めてマン・オブ・ザ・マッチに選出された。特にコメントなど出していないが、今夏のパリSG残留からわずか半年弱で浮上した退団報道に、23歳のストライカーの心境やいかに。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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