「何回見ても涙が…」「最高の映像だ」今季限りで引退のレノファ菊地光将、古巣・大宮でのスタジアム一周あいさつにファン感激!

2022年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

大病と戦った同級生との涙の抱擁も

菊地は大宮時代に守備の要として大活躍した。(C)SOCCER DIGEST

 現役最後の古巣スタジアムで、盛大に迎えられた。

 レノファ山口FCは10月9日、敵地で行なわれたJ2第40節・大宮アルディージャ戦に1-2で敗戦。今季限りでの現役引退を発表しているDF菊地光将が、試合後に大宮のファン・サポーターから大声援を浴びた。

 2012年から19年まで大宮に在籍した菊地は、CBとして活躍し、主将も務めた。12年から13年にかけてのJ1連続無敗記録(当時)や、15年のJ2初優勝、16年のチーム史上最高の5位など、クラブ史に残る好成績に大きく貢献した。

 8年間を過ごしたNACK5スタジアム大宮での最後の試合で3バックの一角としてフル出場した菊地は、試合後に場内を一周。スタンドには多くの大宮サポーターが残り、拍手でかつての守備の要を見送る。声出し応援適用試合だったため、ゴール裏では在籍時のチャントが大合唱された。
 
 観客に手を振り、頭を下げ、自身の名前が入ったフラッグにグータッチポーズするなど丁寧に反応し、周回後には大宮の塚本泰史クラブアンバサダーと涙ながらに抱擁。塚本氏は、大宮在籍時に骨肉腫が発覚。高校、大学とも同級生だった菊地は、背番号2を引き継いでいた。

 大宮の公式Youtubeが、一連のシーンを「菊地光将選手、現役生活最後のNACK!」と題して公開すると、ファン・サポーターからは「塚本さんそりゃ泣いちゃうよね」「どのチームからも愛されてた証拠ですね」「何回見ても涙が…素敵な動画をありがとうございます」「キク、お疲れ様でした。大宮に来てくれてありがとう」「最高の映像だ」「すごい泣きました」「感動」などの声が寄せられた。

 大宮のファン・サポーターを喜ばせた元キャプテン。現役での試合は残り2戦となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「塚本さんそりゃ泣いちゃうよね」「大宮に来てくれてありがとう」とファン感激! レノファ菊地光将のNACKラストゲーム後周回あいさつ

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