「サラー相手に望んでいたことをやってくれた」“エース封じ”の冨安健洋を指揮官が賞賛! 左SBで定位置奪取も? 英紙は「ポジションを保つ可能性」

2022年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ティアニーは左SBのレギュラーであるために大変なチャレンジに臨むことになる」

左SB起用でハイパフォーマンスを披露した冨安。(C)Getty Images

 冨安健洋を敵エースのモハメド・サラーにマッチアップさせるミケル・アルテタ監督の作戦は的中した。指揮官も満足しているようだ。同時に、チームメイトには重圧にもなる。

 アーセナルは10月9日、プレミアリーグ第10節でリバプールにホームで3-2と勝利した。2点を先行しながら追いつかれたものの、PKで勝ち越したアルテタ率いるチームは、マンチェスター・シティに1差の首位を維持している。

 ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールを撃破し、称賛されているアルテタ監督の手腕のひとつが、冨安の左SB起用だ。相手がサラーとあり、左SBが本職のキーラン・ティアニーの起用が予想されたなか、サプライズ先発した日本代表DFはエジプト代表FWをシャットアウトした。

『Daily Record』紙によると、アルテタ監督は「非常に良かった」と、冨安に賛辞を寄せている。

「我々が彼に望んでいたことをやってくれた。サラー相手にそれを使用とするのと、実際にこなすのは別物だ。特にこの数週間のことや、木曜の試合に出たことを考えればなおさらね」
 
 最終ラインのどこでもプレーできるユーティリティ性は冨安の大きな武器だ。Daily Recordはティアニーが「大きなファイトに直面」していると報じた。

「アルテタがトミヤスを称賛したことで、ティアニーは左SBのレギュラーであるためにさらに大変なチャレンジに臨むことになる」

 同紙は「アーセナルはワールドカップまでの過密日程でバランスを保とうとしており、(ティアニーは)先発になったり外れたりという状況に慣れなければいけないかもしれない」と続けている。

「ミッドウィークのヨーロッパリーグでティアニーが出場し、次のリーズ戦でトミヤスがポジションを保つ可能性は十分にある。それは彼の直近の未来に疑問符をつけることになるだろう」

 リバプール戦が今季プレミアリーグ初先発だった冨安は、このまま定位置を奪うことができるのか。そしてそうなった場合、日本代表DFはどのポジションでプレーしているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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