日本が誇るドリブラーへの称賛が鳴り止まない。

　現地時間10月８日に開催されたプレミアリーグの第10節で、三笘薫が所属するブライトンは強豪トッテナムとホームで対戦。22分にハリー・ケインにゴールを許し、上位対決に０－１で敗れた。

　66分から途中出場した三笘は、左ウイングバックに入ると、その３分後に圧巻のプレーを披露する。

　左サイドでボールを受け、徐々に加速しながら中に切れ込むと、デンマーク代表MFピエール＝エミル・ホイビュアとアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロを抜き去り、カバーリングに来たイングランド代表DFエリック・ダイアーもかわしたが、角度のないところから折り返したボールは敵守護神ユーゴ・ロリスに阻まれた。
 

　各国代表の名手を手玉に取ったドリブルに現地メディアも注目。『The Athletic』 はこのシーンを「ミトマが対戦相手に与える大混乱を象徴する瞬間」と紹介し、こう伝えている。

「25歳の彼は、（ロベルト）デ・ゼルビ監督体制最初のホームゲームでトッテナムに０－１で敗れた試合でも、ベンチスタートから良い影響を与えた。ペルビス・エストゥピニャンの代わりに後半途中に投入された彼は、すぐにアウェーチームに珍しく不安を引き起こさせた」

　また、地元メディア『Sussex Express』は「ミトマはスパーズ戦の69分、奇跡のゴールを決めそうになったが、クリスティアン・ロメロとエリック・ダイアーをドリブルで抜き去った後、ユーゴ・ロリスが足下に飛び込んだ」と報じている。

　三笘の十八番である切れ味鋭いドリブルは、サッカーの母国でも話題となっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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