「日本人は謝罪するかのように…」守田英正、古巣から2戦連発弾→“直後の行動”を現地メディアが賞賛!「常にプロフェッショナルな態度」

2022年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「古巣のファンとチームメイトの両方から愛された」

古巣戦で先制点を決めた守田の振る舞いが注目を集めている。(C)Getty Images

 現地時間10月8日に開催されたポルトガルリーグの第9節で、守田英正を擁するスポルティングが、田川亨介が所属するサンタ・クララと敵地で対戦。2―1で勝利した。

 この一戦で先制点を叩き出したのが、今夏にサンタ・クララからスポルティングに移籍した守田だった。スコアレスで迎えた29分、ゴール前まで攻め上がると、エドワーズのシュートをGKが弾いたところに反応。こぼれ球をヘッドで押し込み、ネットを揺らした。

 前節のジウ・ヴィセンテ戦に続き、2試合連続ゴールを決めた日本代表MFは、古巣への敬意を表わし、両手を上げるポーズをしてセレブレーションをしなかった。
 
 この振る舞いを現地ポルトガルのメディアが称えている。『Record』紙は「モリタが前所属チームの得点を謝罪」と題した記事を掲載。「日本人はゴールをし、元のクラブに敬意を表した」と綴った。

「モリタは、(スポルティングの本拠地)ジョゼ・アルバラージに移籍する前の2シーズン、ホームであったサン・ミゲルに戻っただけでなく、古巣に勝ったことで、後の記憶に残る試合をした。ゴールをした後、日本人は謝罪するかのように、アゾレス諸島の人たちへ敬意のしるしとして両手を空中に上げた」

 同紙は、「彼は常にプロフェッショナルな態度だった。当然ながら、このMFは古巣のファンとチームメイトの両方から愛され、ハーフタイムにドレッシングルームに向かう途中には、(サンタ・クララの)コーチングスタッフと何人かと旧交を温めた」と続けている。

 ちなみに、終了間際に一矢を報いるゴールを決めたのは田川で、日本人選手が輝いた試合となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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