ACミランなどで活躍した元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏が、マンチェスター・シティの怪物FWアーリング・ハーランドの対処法を語った。現地時間10月７日に英メディア『COPA90』が伝えている。

　ネスタ氏は現役時代、鉄壁の守備で最終ラインに君臨。ミランでは2002-03シーズンと06-07シーズンの２度、チャンピオンズリーグ制覇を果たし、イタリア代表では2006年のドイツ・ワールドカップで優勝するなど数々のビッグタイトルを獲得してきた。

　そんなネスタ氏は同メディアのインタビューに応じ、シティで驚異的なペースでゴールを奪っているハーランドについて「全盛期のネスタなら、今のハーランドを止められるか？」と聞かれると、こう答えた。
 

「もちろん僕ならできるよ。なぜなら元ブラジル代表のロナウドを相手にしてきたのだから。ハーランドはとても良い選手だけど、ロナウドは別格だ。僕はこれまで（リオネル・）メッシやクリスティアーノ（・ロナウド）とも対峙してきたが、僕にとってロナウドは何かが違った」

　そしてノルウェー代表ストライカーの具体的な対処法については、「なるべく彼に近づいてマークにつく。そして彼が走り出した時には、身体をぶつけてブロックするだろうね。スペースを与えすぎると死んでしまうよ」と述べている。

　今季、ここまで公式戦12試合で19ゴールを奪っているハーランド。圧倒的な力を誇示する22歳を完璧に抑え込むような守備者は現われるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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