ハノーファーで奮闘する室屋成、ドイツ紙に日本代表への想いを明かす! ブンデスで活躍するサムライ戦士との交流にも言及

2022年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランクフルトの長谷部誠についての質問には…

ハノーファーで着実に足場を固めている室屋。(C)Getty Images

 ドイツ2部のハノーファーに所属するDF室屋成が、現地紙『BILD』などが参加したインタビューに応じた。

 第3節以降スタメン出場する室屋は、代表ウィーク前の第10節ハンブルク戦では、2試合連続となる今シーズン3点目を記録。信頼を勝ち取り、現地メディアによれば、2023年6月末までの契約を延長するという見方が強い。

 インタビュー中もその契約延長について問われた室屋は、「ハノーファーでプレーするのは楽しいし、とても居心地がいい」と回答している。

「契約延長のイメージはある。スポーツ面での成功はもちろん、それと同じくらい家族や快適に過ごせることも重要で、そうなれている。妻にワールドカップの期間中、選出されなかったら、日本に休暇に行こうかと言ったら、『ここにいたほうがいい』と答えたんだ。僕の家族がここで快適に過ごしているという、何よりの証拠だよ

 また、先日行なわれた親善試合に招集されていない点にも触れ、W杯への思いも述べている。
【動画】室屋成が1ゴール・1アシストと躍動! ザントハウゼン戦の躍動をプレーバック
「デュッセルドルフで行なわれた2試合は、ワールドカップの最後のオーディションだったと思う。ワールドカップに出ないということは、家族と過ごす時間が増えるというポジティブな面もある。もちろん、ワールドカップ出場は僕の夢なので、叶えば特別な時間になる。ただ、ここで良いパフォーマンスを続けていれば、将来また必ず声がかかると思っている」

 また、ドイツでプレーする他の日本人選手たちとの交流にも言及。まず、フランクフルトに所属する長谷部誠について尋ねられると、「38歳になってもチャンピオンズリーグでプレーしていること、ああいうパフォーマンスができることが素晴らしい。とても尊敬している」と語った。

 そして元ハノーファーで、現在はウニオン・ベルリンに所属する原口元気については、「定期的に連絡を取り合っている」と明かした。

「ハノーファーの試合も都合がつけば見ていると言っていた。残念ながら、チームではあまりプレーしていないけれど、ユニオンはすごく良い調子で、楽しく見ている。シーズンはまだ長いので、彼にも必ずチャンスが巡ってくるはず。ほかには、ビーレフェルトにいた時は堂安(律)とよく連絡を取っていた。いい友人だ」

 ドイツ語については「ある程度は理解できるけれど、仲間とは英語で話している」とも明かしている。

 次節は、奥川雅也が所属するビーレフェルトと15日に対戦する。

「9月は良い調子で過ごすことができた。ハンブルクには敗れたけれど、もっと良いパフォーマンスを見せることができればいいと思う」

 自らの道をドイツで突き進む28歳は、1部昇格というハノーファーの目標を叶えるため、欠かせない存在となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】どこもかしこもデザイン刷新! カタールW杯・出場国の「本大会用ユニホーム」を一挙公開!

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

次ページ【動画】室屋成が1ゴール・1アシストと躍動! ザントハウゼン戦の躍動をプレーバック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事